暖簾を受け継いだ

こんにちは、女性デザイナーの松田です。
 
じゃ〜ん、事務所の入り口に暖簾をかけてみました。
IMG_4513
 
この暖簾は、祖父と祖母が 島根県の太田市で営んでいたライラックという
パブ&レストランのものなんです。
今から、40年以上前になるかと思います。
 
ロゴは70年代当時流行ったサイケデリックな要素が入っています。
今でも全然イケてます。
 
このライラックというお店の前にやっていたのが「白夜」という
ナイトクラブだったんです。
すごい名前でしょ(笑)
 
白夜をやる前はお茶屋をやっていたのですが、知人にお酒を出したら儲かると教えられて
お店の視察にわざわざラスベガスまで行ってました(笑)
 
その後、島根県大田市のいなかで白夜を開店することになるのですが
ナイトクラブなんてものがその当時なかったので
ものすごく繁盛して、
評判が島根県はおろか広島まで轟いていたそうです。
 
やはり儲かるビジネスがあれば真似をされるのは当然で…
白夜のようなナイトクラブは、町のあっちこちにできて次第に客足は遠のきます。
そこで店名も「ライラック」に変えてレストラン形式のパブに変更します。
で、晩年はお茶屋さんだけ営み、今は従兄弟が継いでいます。
 
ちなみに当時、白夜のインパクトは凄かったらしく、
未だに地元の年配の方の話を聞くとその名残をうかがい知ることができます。
 
ということで、これこそ暖簾を受け継ぐってことですね。
ドアが開くと部屋の中が
外から丸見えになるので何気にちょうどいいんですよね。