当たり前が当たり前でないこと
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
今日は週末に送ったメルマガの感想をいただきました。
感想をいただいた方は、社内にグラフィックデザイナーがいないので
試行錯誤しながら1人でグラフィックを担当しておられるとのこと。
メルマガの内容がちょうどタイムリーな話題だったようで、
とても喜んでおられました。
私の仕事の中で、当たり前のようなことをあえて書いて送っているのですが
こうやって感謝の感想が届くと嬉しいですし、
人から見ると当たり前でないんだなということが改めて分かります。
今の時代はイラストレーターやフォトショップといったソフトがあるので
そのソフトが使えれば、誰だってある程度のデザインはできます。
やれてしまうからこそ、そこから先に進むには
勉強するかしないかが差になるかと思います。
そういえば、私がかつて勤めていた会社で
バブル時代に20代そこそこでフリーランスのデザイナーになった
上司がいました。
その上司曰く、
「Macが出てきてから誰でもデザインできるようになって、
デザイナーは技術職ではなくなった。地位が低くなった」
といつも言っていたんです(・・;;;
確かに昔はデザインをするには版下というのを作っていたのですが、
私はそんな時代は知りません。
まぁ、実際のところ
その上司はあまりデザインが上手くなかったので…
現状に対しての言い訳かもしれないのですが…
当時はこの時代のせいにした後ろ向きな発言がとても嫌でした。
私はデザインが誰でもできるようになったからこそ、
デザインが身近になって上質なデザインが身の回りに多くなった
のではないかと思います。
ソフトさえ使えれば誰でもデザインが作れてしまう今、
デザイナーと名乗っていても日々勉強をしないとならないんだと思います。
そんな勉強をしたいと思っている方たちのお役に立てて嬉しいですね〜。
2018年03月20日ひとりごと