販促物を作る理由は集客だけじゃない?
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
ハットツールでチラシやリーフレットなどをご依頼いただくお客様の目的として
「集客」が必須だと思っているので
集客してもらえるような要素を詰め込んでいます。
特に個人の自営でやっておられる方だと
顔の写真やお客様の声、店内の写真などを
載せることをオススメしています。
が、
「恥ずかしいのでそこまでしたくない」と
中にはおっしゃる方もいらっしゃいます。
そういう方に対しては、
あまり無理強いしてもよくないので
「はい、分かりましたと」引き下がります。
せっかく高いお金をかけて販促物を作るのに…
集客できる方法があるのに…
集客(儲け)よりも恥ずかしさの方が優先される気持ちを
私は不思議に思っていました。
先日、何気に同じ業種で
顔出しOKのお客様とNGだったお客様の
リーフレットを並べて見比べていました。
顔出しOKのお客様はその後、何回か増刷があったのですが、
NGの方は1度作ったきり…
顔出しNGの方のリーフレットは写真が1枚もなくて、
どんな人がやっているお店なのかが全然分からないので
あまり集客はできてないだろうなぁ…
と想像してしまいます。
でも、ふと、このNGの方にとっては、
「集客」は二の次なのかもしれない。
きっと作るだけでも大冒険なのでは?
と思いました。
毎日毎日、どうやったら集客できるのかと考えているプロから見ると
「顔写真がなければ、せっかく作ってもそれじゃ集客できないよ」と
思うかもしれませんが、
NGの方ご自身からすると
「作った」だけですごいのかもしれませんね。
そして作ったあとは、配らないとならないので、
一つずつ自分に行動を課せるために、
まずは初めの一歩として、
チラシ・リーフレット作りだったのかもしれない
と思ったのでした。
2020年07月15日ひとりごと