長年使っていてびっくりしたPhotoShopの機能
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
10年以上使っていたプリンタを買い換えるので
パソコンのOSを久しぶりに4段階ほどバージョンアップしました。
これでAdobe製品も最新のバージョンが使えるようになりました。
私はPhotoShop3.0くらいから長年使っているのですが、
最近のPhotoShopの機能はすごいので、
これは使える実用的な機能を2つほど紹介したいと思います。
どんよりした冬の曇り空、表情も硬くてすごく寒そうな真冬の写真…
先日、お客様が撮影した写真が送られてきましたが、
せっかく撮影していただいたのに
空は冬のどんよりした曇り空で表情も硬くえらく寒そう…
この冬の時期の撮影はよくあることです。
なんとかしてあげたいのですが、色調整で明るくするのが精一杯。
下手にさわると不自然になってしまうので、デザイナーとしても歯痒いんです…
空を合成
なんと新しいバージョンのPhotoShopの新機能は空を合成できるんです。
↓さすがにお客様の写真は見せられないので、私の写真を例に…
ものすごい曇り空ですよね。
天気が悪いので、もったいないんです。
ですが↓ほら!
海と空の境界線はちょっと微妙ですが…
何も選択などせずに「編集→空の置き換え」でここまで合成されます。
で、あとはこんな感じで↓レイヤに分けされてマスクをちょいちょいといじれば
境界線の不自然さはどうにかごまかせそうです。
顔の表情も少し笑顔にできる
若干ですが、顔も笑顔にできるんです。↓
「フィルター→ゆがみ」で写真の中の顔を自動で認識して
口の部分を笑顔にしてくれます。↓
笑顔だけでなく、目を大きくしたり、輪郭を細くしたり太くしたり
いろんなことができてしまいます。
なので
うっかり写真に写り込んでしまった人を
ぼかしやモザイクをかけて不自然にするより
こちらのフィルタで顔を変えてしまってもいいかと思います。
いくらバージョンアップされても
決まった機能しか長年使ってこなかったので
まさしく「ベテランほど知らずに損している〜〜」という本のタイトルのごとく。
長年使ってきたphotoshopの進化がここにきて一段と目覚ましいと思いました。
2021年01月04日デザインの技