WEBデザインは独学でも学べる
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
先日、ハワイに住んでいる高校時代の友達から
電話があり話しました。
彼女は19才のときにハワイから日本に来ていた男性と付き合い結婚。
20才のときにハワイに渡ったのでした。
今、ようやく子育てがひと段落して、手に職をつけるためにパソコンを習い、
一通り使えるようになって「さぁ、これからどうしよう?ホームページ制作を習うのはどうかな?」と思い
私を思い出したのだそうです。
私自身、大学生のころはホームページ 自体がなかったので
作り方は習っていません。
ホームページを初めて作ったのは、
1997年ごろのホームページ 制作創世記の時期。
勤めていた会社で某大企業のホームページを制作しました。
その時は私がデザインを作り、そのデザインデータ渡して
コーディングをお願いしていました。
しかしこのコーダーの方が膨大なhtmlのコーディングをしないとならないため
イライラして、デザインへの文句が多くなり
下っ端である私が頻繁に怒られるようになったのです(笑)
そのことでコーディングを頼むのが面倒になり
ホームページ ビルダーを会社に買ってもらって本を読みながら
見よう見まねでコーティングまでするようになりました。
ホームページ一式を作れるようになったあるときお客さんから
「ブログというものがあるので作って」と頼まれました。
「えー!初めて聞いたので全然わからないんですけど…とりあえず作ってみます」
と言って、これも本を買って読みながら、時にはWEB検索をしながら
なんとかブログを完成させたのでした。
タイミングや人に恵まれていたのもありますが
このおかげで、CSSなども読めるようになって
今ではwordpressのサイトならデザインからコーディングまで
自分自身で作れるようになっています。
ということで、WEB制作のスキルは思いっきり独学です。
この話をハワイの友人にすると、
「へ?学校で習わなくてもできるものなの!」と驚いていました。
私の場合は、実際に制作案件を引き受けながら
本を見たりネット検索しながら制作していたので
責任重大で制作時間はかかるし大変でしたが、
身に付く速度が速い。
その上、知識が足りなくて、どうしても制作できない部分をカバーするために
違う方法で作ってみたり、
どうしてもダメな場合はお客さんに代替策を提案したり
工夫をするようになりました。
実際にお客さんのサイトを制作しながら学んでいくのは
そういう環境を許してくれる方はそういないと思うので
実際に自分のサイトを作りながら学んでいくのが良いと思います。
また、WEBの知識は日進月歩。
本を買ったところで最新技術やマニアックな情報は載っていません。
なので、WEB検索をしながら情報を見つけるやり方がおすすめで、
探しても情報が見つからない場合は、情報があつまる掲示板で書き込んで
教えてもらうのも一つの手です。
というようにコーディングまで独学で学びましたが、
今は、デザインに集中するために
コーディングは外注さんにお願いしています。
お願いしていますが、
外注さんができないところは私がコーディングしたり、
「ここはこうしたらできませんか?」など
アドバイスすることもあります。
講座や学校など環境がととのった条件で学ぶこともよいですが、
実践の中で自分が責任を持ってプレッシャーを与えながら学んでいくことが
私は一番だと思います。
2021年05月26日ひとりごと