文章を書くはコツがある

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

ホームページを立ち上げるお客様に

先にfacebookやインスタ 、googleマイビジネスを立ち上げといてください

とお願いしました。

 

で、投稿する記事はこんな感じでしょうか?と

確認の文章が送られてきました。

 

読んでみると

うーん…全体的にぶっきらぼうで冷たく感じてしまいます。

たぶん簡潔にまとめようとしすぎで、説明が足らないのだと思います。

 

小学1年生に教えるように、丁寧に細かく、

文章が長くなってもいいので、しつこくくどく分かりやすく書くことです

と伝えたのでした。

 

私もそもそも文章を書くのが苦手です。

それでもなんとか書けるようになったのは

ゲーム会社に勤めていた頃。

 

自分が作ったキャラクターのデータをプログラマーさんに渡して

プログラムで画面上に出して動かしてもらうのですが、

思い通りの動きにするには言葉化して指示書を書かないとならなくて、

これで思いっきり鍛えられたのでした。

 

デザイナーとプログラマーはほんと水と油でタイプが全然違います。

どちらかというとデザイナーはニュアンスや雰囲気で喋りますが

プログラマーは理論的。

大概が一言多い人がほとんどでいつも話が合わないんです(笑)

 

でも腕がいいプログラマーさんの場合は実にアイデアマンが多くて

芸術家のように考えが革新的で感動します。

やはり気が効くんです。痒いところに手が届きスムーズにやりとりできるのですが、

腕が悪いプログラマーさんだと頭が固く、全く融通が効きません。

 

初めの頃は、この腕の悪いプログラマーさんに

「こんなんじゃ意味が分からん!」

「これじゃキャラクターが動かせない!」、

キレて指示書を突き返されたり、

キャラクターが変な動きをしているなと思えば、

「この指示書の通りに動かしました」とプロデューサーの前で

サラッと私のせいにされる始末。

 

言われたことしかしないまるで機械のような腕の悪いプログラマーさんに、

何度も悔しい思いをさせられながら

私は赤ちゃんでも分かる手取り足取り親切な指示書を書くようになり、

もう漢字にルビをふるほど(笑)それほど悔しかったんですよね。

当時は取り憑かれたように(笑)これでもかと細かく細かく説明を書いて

とうとう何一つプログラマーさんから質問が来ないようになったのでした。

 

今となっては、

想像することが苦手な人に対して言葉で伝えられるようになったのは

いい訓練になったと思います。

 

なので、小学1年生でも分かるように

分かりやすい言葉細かく丁寧に書くことを心がけて

あとは量稽古ですね。