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チラシの構成を目的によって変えてますか?
こんにちは。女性デザイナーの松田です。
【チラシの構成】
一口にチラシと言っても、いろんな目的のチラシがありますよね?
例えば、
・新しく開店するお店の紹介
・新メニュー、サービスの案内
・キャンペーンの告知
などなど、あります。
そして、受け取った人には、何をしてほしいか。
どんなアクションをとってほしいかを考えます。
・新しいお店を知ってほしい場合 → お店の写真、店名、地図を大きく載せる
・新メニュー、サービスの紹介なら → メニュー、サービスの写真と価格
・キャンペーンであれば → どんなメリットがあるか?期間はいつか?
のようなことを大きく載せます。
さらに、受け取った人が気になりそうな情報として
お客様の声、連絡先、価格表、ホームページ情報が必要でしょうね。
そして受け取るターゲットの年齢、性別などをふまえて、
デザインをする前に文字の大きさや余白を考えて大まかなレイアウトをします。
この時点で、
・目線の流れはどうか?
・見やすさはどうか?
を判断できるような構成であればいいですね。
ところで、この段階では最低限のデザインににしたほうがいいんです。
ちょっと見やすく親切心で凝ってやりすぎてしまうと、
お客様:「このデザインはちょっとイメージと違うな〜。」
などと言われてしまうのです。
ハットツール:「いや。これは構成段階なので、まだ全然デザインしてませんから。。。」
ということがよくあります。
次回は、
【チラシに適した文字サイズ】について書いてみようと思います。
更新日:2014年09月02日
チラシのサイズを決めるポイント
こんにちは。女性デザイナーの松田です。
チラシを受け取る場面ってどんなのがあるでしょう?
例えば、こんな4つの状況が考えられますね。
1.駅前で手渡しされる
2.映画館、劇場、窓口に置いてある
3.自宅のポストに入っている
4.新聞にはさんである折込チラシ
この4つの状況で受け取るチラシのサイズは、
受け取る人の状態を想定してサイズが決められます。
1.の場合は歩いている時に、サッと目の前に差し出されるので、
受け取る人は、大きいサイズのチラシだとジャマに感じますね。
ジャマにならないのはハガキサイズ~A5程度でしょうか。
2.の場合は自発的に興味があるチラシを選んで見て、折って鞄にいれて持ち帰る。
持って帰ってもらえるのはB5~A4程度がいいだろうと思います。
3.の場合は帰宅時にそのまま部屋まで持ち帰ってもらえる可能性が高いので
ある程度は、大きくてもOKでしょうね。
サイズとしては、A4~B4がいいでしょう。
4.は、新聞にはさまれているので、確実に部屋まで持ち込まれますから、
大きくても厚くても構いません。
A3まで大きくても問題ないですね。
チラシは受け取ってもらえることが大切なので、受け取る人の状況を想定して
提案することもデザイナーの大切な仕事なんです。
更新日:2014年09月01日
A3サイズを貼り合わせてA1サイズのポスターを作る実演してみました
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
【A3サイズを6枚貼り合わせてA1サイズのポスターを作る】
実演を動画にしてみました。
A1サイズというと、59.4cm×84.1cm。
幼児の背丈くらいある大きなポスターです。
なぜ、このような貼り合せすることが必要なのか
というと。。。
このような大きいサイズのポスターを作成する場合、
縮小サイズでバランスを確認すると
縮小されているせいでダメな部分が目立たなかったりして
見落とす可能性が大きくなります。
なので、等倍にして全体のバランスを確認するために
このような貼り合せ作業が必要になってきます。
当然プリンタで出力できるサイズがA3サイズなのですが、
このやり方を知っていると、
どんな大きなサイズのポスターだって作れてしまいます。
ちなみに私が今まで作った最高サイズは
6m×3m!
さすがに等倍での貼り合わせは大変なので
このときは1/2のサイズを作成しました。
それでも3m×1.5mですからね。。。
貼っても貼ってもまだ組み上がらん!
という感じでした(笑)
ということで、
デザイン事務所にでも入らないとやらない貼り合わせ。
大型の販促物を作成する際に参考にしてくださいませ。
更新日:2014年08月31日
「ありのままに〜」は時間がかかりますねという話し
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
今朝のYahooニュースで神田沙也加さんの記事がでていました。
今は『アナと雪の女王』の日本語版のアナの声で
一躍脚光を浴びていますね。
沙也加さんのお母さんはいわずとしれた松田聖子さん。
このYahooニュースにでている
2004年に上演された宮本亜門さん演出の
『INTO THE WOOD』という
ミュージカルを私は当時観にいったんです。
今から10年前で、
赤ずきんちゃん役の沙也加さんが17才だったんですね。
もうね、
とっても歌がうまくて気の強い赤ずきんちゃん役が
ぴったり合っていて、のびのびしていて、
色んな歌のうまい有名な役者さんがでていたのですが、
沙也加さんが抜群に華があって、若干17才ですが
ほんとよかったんです。
このミュージカル自体も、めっちゃくちゃよくて、
客席はスタンディングオベーションで、
拍手が鳴り止まなかったんです。
10年経っても、この舞台を上回るものは
出会ってないほどです(笑)
で、
当時この上演中にNHKのドキュメンタリーで
『INTO THE WOOD』の稽古を取り上げていて、
そこで、亜門さんが
『あなたは聖子さんの娘さんとか全く関係ない!
あなたはあなた。もっと沙也加さんらしく!』
と亜門さんから激をとばされていました。
それから、10年。
奇しくも「ありのままに〜」の『アナと雪の女王』で
抜群の歌唱力と『INTO THE WOOD』の
赤ずきんちゃんのようなアナ役。
沙也加さんの魅力が存分にでていますね。
沙也加さん押しの今日のブログですが(笑)
アナ雪のお陰で「ありのままに」というと
「あ〜、はいはい、今、流行のあれね」と
思いがちですが、
デザインの打ち合せで色んなお客さまと合うと、
比較的「自分らしくありのままに」ご自身の得意分野を活かして、
仕事が好きでたまらないという方が多く
お話しをしていると全然職種は違うのですが
話しが面白くて引き込まれてしまいます。
また、こちらもパワーをもらうんですよ。
なかなか仕事で「自分らしくありのままに」にを
出していくことはなかなか時間がかかると思います。
沙也加さんも10年ですもんね。
本当の「自分らしくありのままに」をするには
あきらめず少しずつコツコツの積み重ねだなと思いました。
更新日:2014年08月29日
台湾が面白いらしい!
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
ちょっと前から台湾が面白いということを、
あちこちから聞いていました。
それは、スイーツだったりクラブだったり、雑貨だったり、、、
ということで私も10月下旬ごろに行くことにしました(笑)
まだもう少し先なんですが、もちろん旅のテーマは「デザイン」です。
台湾は国をあげてデザインを推進しているデザインセンターもあったり、
本屋さんも面白そうなところ多そうなので、
今から注目しておいたほうがいいですよね!
で、先日、この台湾ツアーのお金を旅行会社に支払ったんです。
その日の夜帰宅している途中に、道に迷っている外国人の女性がいて
一緒に探してあげたんです。
なんとその彼女は、ちょうどその日に台湾から来たとのことでした(笑)
その後、彼女が台湾に帰国してからメールがあり
私が台湾に行った際に、一緒にご飯を食べましょう!
ということに。
本当に不思議な縁ですよね。
そんなこんながあって、ますます楽しみになっているんです。
更新日:2014年08月20日
演出家の名刺のデザインを紹介
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
先日、海外ドラマや映画の日本語吹替え版の
演出をされている演出家の方の
名刺をデザインしました。
この演出家の乃坂さんは
フリーランスになられるということで
ご自宅から近いハットツールに
ご依頼いただきました。
まず、乃坂さんからデザインするにあたり
4つのご要望がありました。
- 商売道具である”マイク”を入れてほしい
- 好きな色の”青”を入れてシンプルなデザインがいい
- 文字は大きめにしてほしい
- 携帯番号とメアドは名前の下に入れてほしい
乃坂さんとのお打ち合せで感じたことと
4つのご要望を踏まえて
デザインの方向性を3つ考えました。
- キャッチフレーズも入れないとなれば
名前と住所、電話、メアドだけのさっぱりした名刺になってしまうので
チラシでいうキャッチコピーのような存在がほしい。
お名前を屋号ぽくする - 乃坂さんご本人が50才と落ち着いた大人の男性であること。
デザインも奇をてらわない落ち着いた
シンプルかつオシャレなデザインにすること。 - 奇をてらわないとはいえ、ご職業が演出家。
どこか面白く遊び心があって
心に少しでもひっかかりがあるデザインであること。
という、デザインの方向性を考えました。
実際にお話しをしながらご本人の雰囲気を感じながら
デザインの方向性を考えたのですが
お話しをしないと、細かい雰囲気を感じ取るというのは
難しいですね〜。
打合せでは、吹替え演出のお話しなどお聞きして
このお仕事が楽しくてしかたない!というのが
とっても伝わってきて、私まで楽しくなりました。
新しい門出にハットツールをお選びいただいたことに
とっても感謝です。
更新日:2014年08月14日
勝手ですが!8月10日はハットツールの日なんです
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
今日、8月10日は「ハットツールの日」と
勝手に決めているんです(笑)
なんにも特典はないんですが。。。
で、毎年お世話になっているお客さまに
この時期に残暑見舞いを送っているのですが、
今年はうちわを作りました。
デザインは涼しげに感じてもらうために
池袋サンシャイン水族館で先日撮影してきたクラゲの写真に
文字を載せてオンデマンド印刷のうちわです。
しかし
自分のところのデザインは、
どうも気が抜けてしまいますねぇ。
誤字脱字はかろうじてないものの
宣伝など記載することをいっぱい忘れて入稿してしまい
とてもシンプルになっています(笑)
ハットツールからとわかってもらえるかしら。。。
さてこの、うちわ、
1枚1枚手で袋詰めをして宛名を貼って送るのですが
年々お送りするお客さまが増えていて
その分、送る準備に時間はかかりますが
本当に嬉しいことです。
次のデザイン、そしてまた次、、、
というように日々新しいデザインをしていますが、
1枚ずつ宛名を貼っているときは、
この方頑張っておられるかな?お元気かな?と思い出して、
実際ホームページをみにいくこともあるんですよ(笑)
さすがに、500枚を超えたら業者さんにお願いするかも
しれませんが(笑)
それまでは、頑張って自分たちの手でやっていきたいと思います。
更新日:2014年08月10日
モチベーションが高いと得という話し
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
昨日は川崎市にある中之島駅に打ち合せに行ってきました。
この地域は梨が名産なんですね!初めて知りました。
さて打ち合せは、訪問リハビリマッサージの
のぞみ鍼灸治療院さんとでした。
駅前での気さくなVサインは院長の大塚さんです(笑)↓
訪問リハビリマッサージとは
寝たきりのお年寄りなどをご自宅でマッサージを施すことによって
少しずつ手を上げられるようになったり
起き上がれて歩けるようになったりと、、、
自分でできることを増やしていくことが
目的のマッサージで
そのことによって
介護する家族も少しずつ負担が減って楽になっていくんです。
寝たきりだったお年寄りが
回復することはあるんですか?
との私の質問に
94歳のおばあさんが歩けるようになったとのことでした!
すごいですよね!!
なぜそこまで回復したのかと聞いたら
「回復した方はモチベーションが高いんです!」
とのことでした。
病は気からと言いますが
いくつになっても「モチベーション」は
大事だなぁと思いました。
というか、マッサージの技術も大事ですが
モチベーションをどれだけ上げられるか
ということも本当に大事になってきますね。
そして、
のぞみ鍼灸治療院の院長の大塚さん。
本当に今のお仕事が楽しいというのが伝わってきます。
また、ご自身で記載してほしい内容を
紙にまとめて書いてこられていました。
こちらとしても大塚さんの
ご依頼の本気度がひしひしと伝わってきて
デザイン作成へのモチベーションも上がります。
また服装も明るくオシャレ!
第一印象で洋服はとても重要になりますので
このあたりも意識されてるのかと思いました。
そして打ち合せをしていた私も
大塚さんのマジメで色々なプラスの雰囲気から
パワーをいただきました。
モチベーションが高い打ち合わせは
値段以上の満足と効果を感じてもらうために
全力でデザインを作ります。
ということで、打ち合せで
『デザイン費をまけてほしい』と言ってしまうことよりも
そして仮に何千円イヤイヤまけてもらってデザインをされるよりも、
モチベーションの高い打ち合せをするほうが
断然お得なのになぁと思うのでした。
更新日:2014年08月09日
これからデザインを考える場合は●を取り入れることがオススメです
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
いや〜、毎日ほんと暑いですねー。
外に出るのがイヤでイヤで。。。
さて、今日、本屋さんでファッション誌をみたら
表紙に紺や茶、赤など濃いめの色が使われていて、
もう秋の装いなんですね。はっ!となりました。
そう来月は9月。
どんなに暑かろうがカレンダーでは「秋」になります。
季節が変わるんですね。
なのでこれからデザインを考える場合は、
季節に関係のない商品やサービスでも
あえて色合いなどを秋を感じるようなデザインにすることを
オススメします。
ちなみに、ハットツールのWEBサイトのヘッダーのデザインを
季節に合わせて変えていた時期がありました。
(今は忙しくてやめましたが…)
変えたとたんお問い合せがくることが何度も現にあったんですよ。
見た方が「もうそんな季節か」という心理になるのだと思います。
とくに今の時期はカレンダー上では、もうすぐ季節の変わり目なので
心理を誘導するために一足早い「秋」を取り入れてはいかがでしょうか?
更新日:2014年08月04日
プロとしての提案はお客さまの○○を超えること
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
昨日、リフォーム業をおこなっている
水工房さんに打合せに行ってきました。
打合せでは、
私が5年ほど前に自宅マンションの
部屋の壁を取っ払ってワンフロアにしたり
天井をはがしたり、棚を付けたりという
リフォームを経験しているので、
分かることも多かったんです。
が、しかししかし、
いろいろ施行例を見せてもらっていると
マンションのリフォームでこういうこともできるの!へ〜!
ということがたくさんあるんです!
例えば、壁にしても塗り壁のような感じだったり
天井は山小屋のように木のはりを交差させたり(←分かりますかね…)
素人の思い描く想像を超えているんです。
例えば上の写真、、、
これらのタイルはどこで使われると思いますか?
との質問に、
「正方形の小さなタイルは洗面所やトイレ」
と答えたら、
「玄関でワンポイントとして使うんです」
とのこと。そういうことも可能なんですね。
いろいろお話しを聞いていると、
目からウロコだらけで私の足下にはウロコが山ほど(笑)
私の頭の中のリフォーム像がぐんと広がりました。
やはりこれがプロの提案なんですね。
私も見習って頑張らなければとふんどしを締めました。
ということで、思いっきり宣伝ですが(笑)
この水工房さんのサイトはこちら!
更新日:2014年08月01日