お客様の要望に矛盾点があったら自分の意見を言いますか?
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
今日はお客様とホームページの打ち合わせをしていました。
ホームページを作るのが初めての方なので、
どのページにどんな内容を入れるのかを話し合っていると、
お客様自身のアイデアや考えが、
「それで問い合わせが果たして来るかな?」
「分かりにくいな」「危険だな」「おすすめできないな」と
思うことがありました。
ハットツールでは、このような場合は私の考えを
思い切って正直にお話しさせていただきます。
それは、
お客様は業界のプロフェッショナルですが、
それゆえに客観的な視点で見ることが難しいということ、
さらに、宣伝のプロではないということがあるためです。
ハットツールでは、年がら年中、販促物を作ったり考えたり
宣伝と集客に関することばかりやっています。
知識が蓄積しているからこそ、
お客様には失敗して欲しくないという思いで
めんどうな制作作業量が増えるようなことになっても、
うちで作らなくなっても、
その道のプロではないし業界のことはあまり知らなくても
素人丸出しで正直に私の考えをお話させていただくんです。
素人が反対の考えをいうわけですから、ずいぶん勇気が入ります。
中には、ムッとされる方もいらっしゃいますし、
聞き入れない方もいらっしゃいます(笑)
聞き入れられなければ、それはそれ。仕方ありませんね。
お客様の考えですから、言われた通りに制作します。
また、お客様にとっては反対の意見をいうことで、
新たな考えや視点が生まれることもよくありますし、
そこで、面白い企画やアイデアが出てくることだってあります。
デザイナーはデザインを作るだけではない、
宣伝のプロとして客観的な意見をお客様に正直に伝える役割も
あるのかと思っています。
いいデザインを作って集客するには、
お節介がちょうどいいのではないでしょうかね。
2021年02月16日デザインの打ち合せ