フィンランドお気に入りの品【アラビアの1976年イヤープレート〜フィスカルスにて〜】
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
今日から少しフィンランドでお気に入りについて書こうかと思います。
まず第一弾は、骨董市で見つけた「アラビアのイヤープレート」です。
ヘルシンキから西へ85km、カルヤーで降りて、そこからさらにタクシーで15分ほど。
元は製鉄業で盛んな町が時代とともに寂れていったのですが、
今では100人以上のアーティストが暮らす町になりました。
なぜかガイドブックに町のシンボル的な感じでよく載っている
電話ボックス。↓今は空っぽでした。
そこでスローフードフェスティバルなるものが催されていて、
骨董市を発見。
もう、イッタラ、アラビア製品がたくさん!オシャレ!全部欲しい!
夫に「アカンで!」と早いうちに釘を刺されました。
そんなときに、品揃えが何とも可愛らしいおばあちゃんのお店で一目惚れしたのがこれ!
箱に入って、状態が非常にいい
アラビアの1976年のイヤープレート。
絵柄はフィンランドに古くから伝わる神話・伝説・詩を集めた
民族抒情詩『カレワラ』という本のワンシーンを描いているとのこと。
イラストがなんとも愛らしく、隅々まで描き込んであって、
なんとかわいらしいことか!ということで、購入。
これあとで調べてわかったのですが、
シリーズ初年度のものだったらしくプレミアがついてて、
日本では21,000円で売られてました。
およそ7分の1の値段で購入したのでびっくり!
もちろん転売なんてもってのほかですけどね。
このマーケットでは、鳥の巣箱も売ってたりして
なんとも自然豊かなフィンランドらしい。
フィスカルスの町は湖に続く川が流れていて、
フィンランドらしい風景が見れました。
あとはその時ちょうどやっていた現代アート展。
入場料が9€。う〜ん、ちょっとこれは…
アートというには厳しいかな(^^;;;
メイン通りには、オシャレなカフェや
アーティストの雑貨店などがならんでいて
賑わっていました。
窓の夏の陽の光がいい感じで、
お人形も気持ち良さそうにぶら下がっています。
うちの自宅や事務所だったら似合わないだろうな…
この景色だから絵になるんでしょうね。
で、アラビアのイアープレーは、
帰る前日、こんな感じで周りをスポンジで囲み
一切箱の中で動かないように梱包。
これを洋服をクッション代わりにして
トランクに入れて無事に持ち帰りました。
2019年09月03日フィンランド