訪問リハビリのリーフレットのデザイン解説その2


こんにちは、女性デザイナーの松田です。
昨日は、訪問リハビリという業種は
接触距離が近く介護者のお家でマッサージをする、
プライベートな空間に入ったりするデリケートな業種なので
まずはお客さまの警戒心を解くために
自分をさらけ出すのが重要という話しでした。
そして、2つめのポイントは、
選んでいただきやすくするデザイン
ということです。
介護施設のケアマネージャーさんのところには
同じようなサービスの業者からの営業があり、
おそらく、受付にはずらりとリーフレットが
並んでいるかもしれません。
その場合、表紙がとても重要になってきます。
今回は、実際のリハビリの現場で
リハビリを受けている方とご本人が写っている
とても活き活きとした写真をずらりと並べています。
表紙に顔の写真があるととても印象が強いんですよ。
また、訪問リハビリのは、
健康保険3割負担の場合、300円ほどでマッサージが
受けられとても破格なんです。
私のような異業種が聞くと「え!お得」と思いますが
打合せでお話しをお聞きすると
ターゲットとなるケアマネージャーさんなど、
介護業界では周知だといいます。
すなわち料金は「売り、強み」ではないんですね。
また、無料体験も同様です。
なので、あえて料金は内面に記載し
「無料体験」も表紙の下の方と
優先順位を下げています。
そのかわり重ねて置かれても
ご本人とリハビリを受けている方の
活き活きとした笑顔の写真
院名、問合せ先の電話が見えるように
上に掲載しています。
ちょっとでも
すぐに様子が分かってもらえるため
このようなレイアウトになっています。
少しでも、他よりも手に取ってもらうために
表紙のデザインというのは
本当に大事になってきますねぇ。