おせっかい業

こんにちは、女性デザイナーの松田です。
 
昨日はお友達の建築事務所の引っ越し祝いに行ってきました。
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オフィスも2倍ほど広くなって、スタッフも増えて
その頑張りは胡蝶蘭の多さで分かりますね〜。
 
さて、商業界という雑誌を読んでいるとこんな言葉が目にとまりました。
「商人の仕事はお客さんの豊かな未来づくりの“お手伝い業”。
そしてお客さんも気づいていない、少し先にある良き未来をお見せする
“おせっかい業”である。
お客さんが欲しいものだけを販売するだけでは“流通業”に過ぎない」
とのこと。
 
まさしく、デザイナーにも言えること。
 
お客様とお話していると、
「こうしたらここの会社は素敵になるだろうなぁ」ということが、
見えてきます。
 
これは第三者で客観的である私の立場だから見えることで、
お客さんは気づいていません。
 
気づいていないから、お客様ご自身が私に提案されるものは
今と代わり映えしないものが多いんですね。
 
私は少し先の良き未来が見えているのですが、
お客様ご自身が提案しているデザインを作ると、
すんなりその仕事は進んで終わりますよね。
 
なので、そのまま言われた通りにデザインを作るのが
オペレーター。
 
また、少し先の良き未来を提案しても受け入れてもらえる保証は
ありませんし、提案するだけ徒労になることだってあります。
時には対立して怒りを買うこともあるでしょうね。
 
でもお客様の良き未来のために提案し続けるのが、デザイナーだと思うんです。
いわゆる「おせっかい業」です。
 
その提案は
「デザイナーの自己満足」ではなく、
「お客様の良き未来のため」の提案であること。
これは、大前提。
 
ハットツールの強みである、
女性目線のデザインは、
女性目線の提案でもあります。
頑張って提案し続けたいと思います。