宣伝不足の話
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
今日のお昼、カレーが食べたくなったので
近所のカレー屋さんへいくと
移転準備中と張り紙があり閉まっていました。
このお店はオープンしてから2年弱。
味はとても美味しくて大通りに面しているのですが
2階ということもあってか、お昼時はいつも空いていました。
お店に行くとスタッフさんがお客さんに
「新橋あたりでお店を出したかったがとても家賃が高くて、
このあたりにしたけど、2階だけどやっぱり家賃が高い」と
ぼやいていたのが聞こえてきたので(^^;;
家賃が負担だったのかもしれませんね。
味もほんと美味しくて、テーブルにはらっきょやガリ、福神漬けが
備え付けられていて、また玉ねぎの酢漬けがセットで付いています。
なのでカレーを食べたあと口の中がすっきりするので
この気遣いは女性に人気が出ると思っていたのですが残念です。
夫曰く、値段がちょっと高めだったからじゃないかなと
推測していましたが、
私は宣伝が足りなかったのではないかと思っています。
うちのお客様で2階でとんかつ店を17年もやっておられる方が
いらっしゃるのですが、
気軽に2階へ上がってもらうために1階にメニューケースを置いたり、
階段の上り口にはたくさんのPOPが貼ってありますし、
店主のにこやかな顔を貼ってあったり色々策を練っておられます。
1階の店舗と同じような宣伝をしていてはダメなんですよね。
宣伝に気づいてもらって、なおかつ階段を上がってきてもらう。
言葉に書くとこれだけなのですが、
「人の心を動かして行動に移してもらう」ことなんですよね。
宣伝というものは、商品が良いのが大前提。
商品が悪いのをアピールすると、お客さんに迷惑がかかりますのでね。
でも商品がいくら良くても宣伝しないと誰も存在に気づいてくれません。
ということで、
いいお店が宣伝不足で存在を気づかれずに無くなってしまいました。
とっても味はおいしかったので、少しくらい高くても食べたいと思う方、
いっぱいいたと思うのにな。。。
2018年07月11日ひとりごと