三代に渡って家族ぐるみのお付き合い

こんにちは、女性デザイナーの松田です。
 
週末は私の幼馴染がお母さん(おばさん)をつれて
滋賀県からうちの妹の赤ちゃんを見にきました。
 
この幼馴染とは祖母同士が友達で、
母親同士も仲が良く家族ぐるみの付き合いが
三代続いています。もう100年になるのではないでしょうか。
 
おばさんと話していると、
私の祖母が戦争で焼け出されてきたこととか、
父が中学生だった頃、父と母が結婚する前のこと、
私たちが子どもだった頃…
私の知らないいろんな話が聞けます。
今となってはビデオに録って残しておきたいほどです。
 
中でも、父が幼い頃に亡くなった祖父の思い出話は、
私にとっては貴重で、
おばさんは数少ない祖父に会ったことがある人なんです。
 
私にとって祖父は写真でしか見たことなく、
父もあまり記憶に残ってないので話をされたこともあまりなく、
祖母の思い出話しか聞いたことがありません。
なので実在していたという実感がありません。
 
今回、おばさんに祖父の話をしてもらうと、
ポスターを描いていたり、お菓子の缶に絵を描いていたそうです。
 
まさしく私と同じ仕事です。
絵を描いていたのは知っているのですが、
まさか、デザインぽいことをしていたとは…
 
私の父は着物に絵を描くて手描き友禅の職人だったのですが、
私はその後を継がず、デザインの仕事が面白いのでこの道を選びました。
この道を選んだのが必然であると思い鳥肌が立ちました。
 
会ったことも話したこともない祖父ですが、
確かに実在していて、
私の中にしっかり受け継がれているんだと思いました。