印刷所を見てきました
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
来年1月にやるハットツールのメルマガイベントの打ち合わせと下見をかねて
印刷所に行ってきました。
この印刷所はメルマガ読者さんの会社でして、
こんなご縁をいただいてありがたい。
今回は製版と特色インクを作るところ、
ほんでもって印刷所の現場を見てきました。
印刷機がずらりと並んでいて、
音もすごくて圧倒的されました。
印刷所内はインクの匂いがいい香り。
新学期に教科書を渡されたときの懐かしい記憶が蘇ります。
こうやって人の手によって
チラシやパンフレットなどが刷られているんだなぁと思いました。
DICカラーの特色を調合している様子。
こんな大きな機械でインクを混ぜ合わせて特色を作っているのだそうです。
↓知らなんだ…特色インクというそれ用のインク別であると思ってました。
缶に入っているのが、調合されたインク。
これが刷ると、手の下にちらっと見えている発色のいい赤紫色になるのだそうです。
特色の色加減を見るための小さい印刷機だそうです。
ゴムのローラーにインクを落として、もう一個のローラーに色を移します。
ちょっと鮮やかな赤紫の片鱗が見えてきました。
刷ってすぐDICカラーと比較したところ。
パッと見同じように思えたのですが、
上質紙なのでみるみるうちに紙に沈んで濃くなりました。
DICカラーはコート紙に刷っているので
インクを吸収する上質紙と発色が違ってきます。
なので、
デザイナーは紙によって発色が違うことを知っておかないとならないんです。
デザインの勉強もさることながら印刷のことも知っておくこと。
ということで、来年の印刷所見学ツアーが楽しみになってきました。
2018年11月20日ひとりごと