商いの勉強会に行ってきました

こんにちは、女性デザイナーの松田です。
 
昨日は3ヶ月に1度ある商いの勉強会に行ってきました。
昨日はケーキ屋さんがまな板の鯉になって皆んなで意見やアイデアを出し合いました。
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ケーキ屋さんとデザイナー。
全く違う業種と思っていましたが、
職人という意味ではおなじ。
 
美味しいものだけを作って売れる時代はとうの昔に終わっています。
美味しいものを作りながら、どうやってお客様を集めて生き残っていくか…
勉強になります。
 
また、どう職人を育てていくか…
このことも課題になっていて他人事ではありません。
 
女の子が一度は憧れるケーキ屋さん。
憧れの職業についたはいいけど、思ったより地味な作業が多く、
一人前になるまで時間がかかる厳しい世界だということで
やめていく人が多いとのこと。
 
デザイナーも同じようなものです。
美大や専門学校をでたけど、実際どれだけの人がデザイナーを
続けられているのか…
私の学校でいうと、未だにデザイナーをしているのは
40人中私と友達のたぶん2人だけだと思います。
 
私は修行時代は怒られたり、寝る時間を削って仕事をしてたり
今思えば厳しい環境で仕事をしていたと思いますが、
それでも続けられたのは、「デザインが面白かった」から。
 
面白いと思ったのは
幸い、周りの方々の腕が良く、しびれるほどかっこいいデザインを
目の当たりに見ることができたことが大きかったと思います。
 
「かっこいいデザインを作る会社に所属したい!」という強い憧れが
原動力になっているかと思います。
時代は変われど「自分もかっこいいところにいたい!」という意識を
強く持つ人は今も一定人数いると思います。
 
そう考えると「かっこいい」って単純だけど、
道を突き進む大きな力となる感情ですね。
 
こういう気持ちを持つ人たちとどうやったら出会えるか…
私も今、試行錯誤の最中です。