商いの勉強で再び神奈川県真鶴へ
こんにちは、女性デザイナーの松田です。
昨日は、3ヶ月に1度の商いの勉強で神奈川県真鶴の
石材店へ行って来ました。
東京から電車で揺られて1時間半。
日本橋の老舗のお弁当屋さんから特別仕様弁当を作ってもらい、
電車の中でいただくと遠足気分が半端ありません。
今や珍しい木のお弁当箱のフタを開けると
四角形のゴロゴロしているのはカジキ。
その下には味付けゴボウが引いてあって
ジューシーなカジキとよく合います。
そして真鶴に到着し、採石場へ直行。
前に来たのは9月初め。
ススキが目立ち、空も高くすっかり秋の風景です。
今回も山を削り取った景色を見上げ大きな芸術作品のようです。
この地はここ真鶴だけでしか採れない本小松石の採掘場です。
本小松石というと日本の三大銘石だそうです。
その本小松石もあと数年後には採れなくなってしまうとのこと…
採り尽くしてしまったんです。
えらいこっちゃ石材屋さん、今後どうするの?!ということで
直接お話を聞いて、現状を把握。
その後、皆でアイデアや意見を出し合ってきました。
いや〜手厳しく耳が痛いだろうなぁと思う意見がボンボン出て、
大変だろうなぁと思いました。
が、でもこうやってバリバリにお商売をしている方々から
客観的に言われるということは滅多にありません。
私も同じような立場で、自分の今やっていることを皆さんに見てもらい
率直な意見をいただきました。
その時は頭がパンパンのゆでダコ状態になりましたが、
それがあったからこそ、新しい方へ一歩踏み出せたことがありますので
感謝感謝です。
頭を使ったそのあとは懇親会。真鶴といえば海の幸。
舟盛りがすごい!!!見た瞬間、うわ〜!!と歓声があがりました。
お刺身が大好きな私ですが、さすがにお腹いっぱい!
1ヶ月分くらいのお刺身を食べたんじゃなかろうか…
帰りに真鶴駅まで送ってもらった地元のタクシーの運転手さんに
「真鶴の名産といえば?」という質問に
「海でしょうね。もちろん魚」という答えが。
「山はどうでしょうか?」との質問に
「う〜ん、ないですね〜」とのこと…
「石・岩」という答えが出るかな〜なんて思っていましたが…
地元の人も石の産地ということを気づいてないことにも
ヒントが隠されているのかなと思いました。
2019年11月26日ひとりごと