挨拶ができないとデザインも上手くならないという話

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

今日は、朝からお客様が事務所にいらっしゃって打ち合わせでした。

部屋の中に人数が増えると、室温が高くなります。

ということで、エアコンは24度にしてパワー全開。

それでも打ち合わせ中は冷え冷えというわけには行きませんでしたが、

お客様が帰られた後、部屋が急に冷えてきて人の体温って

すごいんだな〜と思いました。

 

さて、お客様と打ち合わせをするときには、

まずは挨拶から必ず入りますよね。

 

大人になって挨拶しない人はいないと思いますが、

にこやかにきちんと挨拶ができるかどうかということが

デザインの上手い下手に繋がっているんじゃないかなと思っています。

 

こちらから挨拶することで、

「相手から話しかけやすくなる」ということがあります。

なので、ボソボソと小さな声で挨拶するよりも、

大きな声でにこやかにする方が良いということなんですね。

 

「話しかけやすい」ということは、その人に対して「気を許している」

ということなのだと思います。

お客様が「気を許す」ということは、

デザインの打ち合わせにとっては結構大事なことなんです。

 

例えば、お客様自身は自分のお店は「親切・丁寧」が特徴だと思っていても

こちらが色々質問をして答えていただくことで、

「親切・丁寧」以外の、もっとすごい真似できないような

特徴が引き出されてきます。

 

この真似できない特徴を引き出すには、

心を閉ざしていると出てこないし

ありきたりな言葉が出て来がちです。

例えば

・親切、丁寧

・安心、安全

・ご先祖様に感謝

・喜ぶ顔を見たい

とか云々…

 

どれも仕事をする上では当たり前のことです、

 

少しでも、力のある言葉を引き出すために心を開いてもらう。

そのために打ち合わせに入る初っ端の

「挨拶」は特に重要なのです。

 

 

あと、「お礼」なども同じことで、

 

相手に対する気遣いに「気づく」ということなので、

これもデザインにとっては重要なことです。

 

 

例えば、デザインを作っているときに

文字が少しでも多いと感じたなら、途中で小見出しを入れたり

写真・イラストを入れて文字量による圧迫感を少し緩和する。

顔写真を載せたなら、指摘される前にシミやシワに気づき、修正をする。

など。

 

こういうほんのちょっとしたことですが、

塵も積もれば山となるですからね。

気づいて気を利かせてやっておくということが

お客様の信頼に繋がります。

 

こういうことは根本的なことですが、

 

デザインのクオリティにも通じるものがあると思います。