情報を正しく理解し判断する力

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

スパムメールが毎日のように届きますが、

最近では思わず「ん?これってどうだっけ?」と

URLをクリックしそうになるような、

巧妙な内容のものが増えてきて、ヒヤッとすることがあります。

 

とはいえ、スパムメールかどうかは、文面に違和感がないかをチェックしたり、

メールアドレスや内容をネットで検索することで判断できます。

 

このようなスパムメールは比較的対処が簡単ですが、

新聞、テレビ、インターネットなどのメディアで紹介される情報はそう簡単にはいきません。

 

情報を伝える側はできる限り公平で正確に伝えようとしていますが、

メディア自体の立場や思想、伝える人の価値観によって、

情報が正確でないことや偏っていることがあります。

 

受け取る側としては、すべての情報が正しいわけではないという認識を持ちながら、

日々の情報を取捨選択している方は多いのではないでしょうか。

 

これを「メディアリテラシー」と呼ぶらしいのですが

「メディアリテラシー」は、テレビ、新聞、雑誌、ネットなどから

正しい情報を選び取る能力のことです。

 

ちなみに、この「メディア」の中には広告も含まれます。

 

デザイナーは広告を作る立場なので、

私自身も誤解を招かないように気をつけていますし、

さまざまな広告に目を配るようにしています。

 

時には「え?これはどういうこと?」と疑問に思う情報もありますが、

広告を作る立場として、それを自分で調べることはとても良い訓練になります。

そのような情報については、まず発信者や発信媒体、内容をネットで調べた上で、

信頼性があるかどうかを確認し、自分にとって重要かどうかを判断しています。

 

つまり、デザイナーがメディアリテラシーを持たないと、

意図せずに偏った情報や誤解を招くメッセージを発信してしまい、

結果的にクライアントの信用を損なう可能性があります。

 

また、自分自身がそのような情報に踊らされてしまうと、

時間を無駄にするだけでなく、カッコ悪いですよね。

 

ですので、デザインのスキルを磨くと同時に、

日々の生活の中でメディアリテラシーを高めることも大切だと感じています。​