漫画家、小林じんこ先生の原画展に行ってきました!

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

一昨日、漫画家の小林じんこ先生の原画展を見に吉祥寺へ行ってきました。

じんこ先生の原画展は土浦市で開催されてから6年ぶり。

 

ちなみに小林じんこ先生は『風呂上がりの夜空に』という作品を

ヤングマガジンで連載をされていました。

 

内容は、短くいうと高校生の同士の恋愛話なのですが

その高校が多様な人種が集まった学校でして

恋人同士の2人を取り巻く人たちが

大人、子ども、年寄り、同性愛者、外国人、変質者、田舎都会などなど

いろんな人が出てきながらも2人の恋愛や友だちたちの話が見事に展開されます。

 

その上、RCサクセションの歌詞が出てきたり、ロックでおしゃれで

今でいう多様性なのですが、描かれている高校が本当に楽しくて自由で

こんな学校に行きたいなーと思うような高校なのです。

 

私が中学生の頃に友だちから貸してもらったのをきっかけに

大好きになった漫画でした。

 

私の中学生のころは勉強が嫌いで、塾に行って頑張っても成績が伸びなくて…

学校はヤンキーが多くて先生が異常に厳しかったので

当たり障りないように中学生活を送っていたような記憶があります。

 

そんな中で友だちから借りて読んだ『風呂上がりの夜空に』の漫画の自由さは

現実の窮屈さを忘れさせてもらえるようで、受験勉強のときに何度も読み返しました。

 

で、晴れて高校に入学したら、まさしく「風呂上がり」のような

自由な高校で中学校生活とは一変。

楽しくて美術系に進もうと本格的に思ったのがこの頃。

成績も上がりました。

 

ということで、私にとってはめちゃ思い入れが強い漫画なのです。

またびっくりすることに、この漫画は旦那も中学生の頃に全巻集めていたのです。

大学進学で京都に上京するのにも、東京に越してきても持ってきて、

結婚した今も家にあるのでした。

 

実は中学生の頃に、最終巻の下記のコマを読んで

私はどんな人と結婚するんだろうな〜

ほんとに「出会うべき人に出会える」のかな〜

なんてぼんやり思っていたのですが、まさしくお互いがこの漫画を読んでることで

出会う方向に少しずつ近づいていたんだな〜と思います。

 

まさしくセリフの通り、

「自分の中の自分の知らない意識と宇宙とはやっぱりいっしょにある」

中学生の頃はよくわかりませんでしたが、

今になってわかるような気がします。

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ほんとにいい漫画に出会えてよかったです。

そして貸してくれた山川さんに感謝感謝。

じんこ先生ありがとうございました!