デザイナーは体が資本です

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

 

年末から準備をしてたビジネスの勉強会がようやく昨日で終わりました。

今回は私はファシリテーターをしていて、

無事に終わって本当に良かったです。

 

先週から久しぶりに喉が痛くなっていて

このまま風邪を引いてしまったらどうしようと心配していましたが

勉強会が無事に終わった今日はだいぶんマシになりました。

 

先日、デザインを作っていたら、20年ほど前に勤めていた

会社の同僚のデザインを思い出しました。

ふと思い立って、その同僚の名前を検索してみると

ある小さなブログがヒットしました。

 

そのブログを読むとその同僚のことが書いてあり、

8年前に亡くなったとのこと…41歳の若さでした。

私より5つほど年下ですが私が唯一「デザインが上手い!」と

思った男性のデザイナーでした。

 

会社にいたのは当時、彼は20代後半で私は30代になってすぐ。

彼が作るある映画のビジュアルがとってもかっこよくて

人のデザインでワクワクしたのは初めてでした。

それほどすごいデザインを作るので

彼の制作時間は昼夜が逆転していて夕方5時に出社。

 

中でも1番の思い出は

私が朝出社すると、壁一面に映画の宣伝トラック用の

デザイン案が貼ってありその出来栄えに圧巻。

「デザインってここまで作り込んでいいんだ!」と

デザインの作る楽しさを教わった気がしました。

 

今になお、そのデザインを見てもかっこよく、

20代の尖った勢いをデザインの端々から感じることができます。

 

 

師匠をも上回るデザインの腕前は彼の右に出る者はいないほどで

私は今までこれ以上のデザイナーに出会ったことはありません。

 

今思うと食生活も悪く、運動不足、昼夜逆転ということもあり

風邪をよく引いたり病気になっていたことが思い出されますが

それほど全身全霊で集中しデザインを作っていのだろうなと思います。

 

亡くなられてから8年も経って今更ながら訃報を知ったのですが

彼の分まで楽しく真面目にかっこいいデザインを続けて行かないとな

と勝手に思ったのでした。