先日、お客様とホームページ制作の
打ち合わせをしていました。
その中で、お客様の要望が
いまいちビジネス=収益になりにくいなと
思えるようなことだったので
思い切って、
「それだと問い合わせだけする人が
たくさんが来てしまって、
フェードアウトされそうで
あまり効果がなさそうに感じます…
どう思いますか?」
と質問しました。
そのお客様は
「はっ!そっか!たしかに…」
と黙ってしまわれました。
で、その日は
「もう少し内容を練り直します」と
おっしゃって打ち合わせが終わる前に
「こういうことは、
私たちは気づけないので、
これからも指摘してくださいね」
とおっしゃっていただき、
ほっとしました。
ホームページもそうですが、
チラシやパンフレットなど
販促物を作っていると
お客様の要望が、
「どうかな?」「よく分からないな」
「うまく行かなさそう…」
「もっと違う方がいいのにな」
と思うことがあります。
私の場合は、
デザイナー目線+販促物のプロとして
お客様には失敗してほしくないので
「おかしいな?どうかな?」と
思うことは正直に指摘して私の考えを
勇気を持ってお話させて
いただくようにしています。
お客様の業界ではない素人で
いちデザイナーが反対の意見を
言うわけですから
中にはムッとされる方もいらっしゃるし、
聞き入れない方もいらっしゃいますが(笑)
聞き入れなければ、
それはそれで仕方ありません。
言われた通りに制作します。
その一方で、
もっとグイグイ来てよという
マゾっ気のあるお客様もいたりして
これはコンサルタントの仕事だな…
というとこまで深入りすると
また次の仕事の展開に発展したり、
他の方に紹介してもらえたり。
勇気を持って指摘すればこそ
こういう予期せぬ展開になっていくのも
デザインの面白いところです。