画像素材サイトの写真や、
クライアントから提供された写真データを
そのまま色補正をせずに
チラシやパンフレットなどに載せたら
「思ったより暗かった…」
「彩度が低かった…」
など仕上がりを見て思うことはありませんか?
モニタ上だと
「鮮明でこのままで使える」と思っていても
試しにトーンカーブで明るくしてみると
「元の画像が暗かった」ということが
比較して初めてわかることがあります。
試しに下の写真は、写真素材サイトから
ダウンロードしてそのままの写真です。
色補正は全くしていません。
このままでも、海は青く天気も晴れ渡って
鮮明な写真なので色補正しなくても大丈夫かなと
思ってしまいます。
試しにトーンカーブで明るくして
青と緑の彩度を上げてみました。↓
比較してみるとどちらが良いとかではなく
色補正をした方が明るく
春か初夏の海の景色ぽくなりました。
また、料理の写真はとても重要でして
暗く写ってしまうと美味しくなさそうな
印象になってしまいます。
参考までにピザの写真を見てみましょう。
色補正前↓。
続きまして
トーンカーブで明るく、彩度を高く色補正後。
やはり色補正後の方が、
バジルのグリーンも新鮮に見えますし、
全体的に明るく色味も鮮やかなので
焼き立てピザのような印象でシズル感も
出てきました。
比べてみると
補正前は冷めて硬くなっているような
感じまでしてきませんか?
その他、人物の集合写真でも
何人かは、顔が暗く写っているという場合もあります。
そんな時は、
その人物だけを選んで明るく調整するということもできます。
写真は一般的に明るく鮮やかな方が
好印象を与えます。
中には、
元の画像と見比べて変化がなかったり
補正しない方が良いものもありますが
まずは手間を惜しまず
どんな写真もまずは明るく色補正を
試してみることをおすすめします。