デザインを作っていると
スカスカだったり、寂しくなって
「手抜き」に見えてしまう時って
ありませんか?
一生懸命作っているのにどうしたらいいか迷いますよね。
とくに手抜きに見えてしまうのが
誌面に載せる情報が少ない場合。
情報がない分、余白が広くて目立つため、
簡単にレイアウトをしたように
思われてしまいがちです。
ちなみに、余白が多いシンプルなデザインは
カッコよく見せるのはプロのデザイナーでも
なかなか難しいです。
ということで、
せっかくあれやこれやと考えて
手をかけて作ったデザインが
「手抜きに見えてしまう」ことで、
お客様との信頼関係が
一気に崩れてしまうことになりかねません。
ハットツールでは、
誌面に載せる情報が少ないデザインを作る場合に、
手抜きに見えないような要素をプラスしています。
3つほどご紹介しますね。
その1.背景を引く
背景が真っ白や、ベタ塗りだけだと
余白が目立ち、スカスカ感が際立ってしまいます。
例えば、白い画用紙のような
手触り感のある紙のテクスチャーを
引くことで、誌面の密度が高くなり
急にデザインに深みが出てきます。
「手抜きに見えるかも…」と思ったら
まずは背景を引いてみることがおすすめです。
その2.ジャンプ率を高くする
誌面のレイアウト全体を俯瞰で見たときに
どれも同じ大きさであるジャンプ率が低いと
デザインが退屈に見えてしまい、
工夫が感じられない、
ただ並べただけの印象になってしまいます。
俯瞰で見たときに一番目に飛び込むような
メイン部分を作ると、
デザイン全体がそれに引っぱられて
まとまることがよくあります。
その3.飾りを増やす
これは力技ですが、
装飾を要所要所に細かく入れることです。
罫線や飾り枠、囲いを角丸にしたり、
見出しの下に帯を入れたり、
フォントを凝ったり、
グラデーションを入れたり
イラストや写真を入れたり…
手抜きと感じられないために
いろいろと装飾を入れます。
ただし、デザインが
ごちゃごちゃとうるさくないように
してくださいね。
番外編 作り途中を見せない
ハットツールの場合は、
作り途中は極力見せないようにしています。
作り途中は、考えも途中段階ですし
デザインだって作り込んでいないので、
どうしても手抜きに見られがち。
作り途中とはいえども、
お客様からすれば手抜きに見えてしまい、
ツッコミどころは満載ですので
あれやこれやとアドバイスや意見など
したくなります。
そうなると自分の意に反した方向に
進んでしまうことにも
なりかねませんよね。
でも、
進捗報告などで、どうしても
見せなければならない時があるかもしれません。
そんな時は
きちんと体裁だけでも整えて提出する。
デザインしたものだけでなく
お客様へのデザインの提案する資料も
手抜きに見えないようにすること。
手間をかけた分、
お客様との信頼関係は長続きしますので
最後の最後まで、手抜きに見えないように
頑張ってくださいね。