以前、メルマガで
『vol.158チラシのデザイン上から作る?下から作る?』
という記事がありました。
チラシの場合は、一般的なレイアウトとして
誌面の上部にメインビジュアルがあることが
多いと思います。
上から作ることは、
メインビジュアルから作っていくか、
それともメインビジュアルを後回しにして
下の方から作っていくか
という内容でした。
ちなみに私はチラシの場合、
上から、すなわちメインビジュアルから作り、
ハットツールデザインの相方である夫は
下からとか、地図とか
メインビジュアルとあまり関係がないものから
作るのだそうです。
そんなこともあり、
パンフレットデザインの場合
メインビジュアルである表紙から
作るのかどうか?
ということですが、
皆さんは、いかがですか?
ちなみに私の場合、
パンフレットの表紙は最後の最後。
8ページのパンフレットでも、
100ページもの書籍でも、
全ページのデザインを作り終えてから
表紙のデザインに取り掛かります。
また、
1枚の紙を折るリーフレットの場合も
中面になるページから作り、
表紙は一番最後。
というのも、
中のページのデザイン案を提案して、
デザインがほぼ決まってから、
その決まった案に
準じた表紙をまた何案か提案するように
しています。
チラシと違って
パンフレットやリーフレットは
ページをめくって読み進めてもらうことが目的。
大事な内容は表紙ではなく
めくった中ページに記載されているので
1面で読ませるチラシの構成と考え方が
そもそも違ってきます。
そう考えると、チラシのメインビジュアルは、
パッと見た人の目を止めるのが大きな役割ですが、
パンフレットの表紙は、
目に止まることは、もちろん大事でありつつも、
チラシほど、最優先の重要事項では
ないだろうと思っています。
ということから
「チラシのメインビジュアル」と
「パンフレットの表紙」の
この双方の役割は少し異なるのかもしれません。
パンフレットの表紙は
中を読んでもらうのを促すのが役割
だということを考えると
やはり、中ページのデザインに時間をかけて
しっかり作ってから
最後に表紙を作るのが良さそうだと
改めて思いました。が、これは私の一意見。
「表紙から作りますよ〜」と
いう方がいらっしゃったら
このメルマガの返信でかまいません、
理由を是非ともお聞かせくださくださいね。