塾長 松田ゆう子 について
大変だけどやっぱり好き。
デザイン制作
こんにちは、ハット・デザイン塾の塾長 松田ゆう子です。あなたは、デザインを作るのは好きですか?デザインは楽しく作れていますか?
デザインが上手に作れて、あなたの作ったデザインで喜んでもらえたなら、もっと好きになって楽しくなります。
とはいえ、私もデザインをずっと楽しく作れていたわけではありません。迷い苦しんだ時期も当然あります。よければお読みください。
デザインが上手に作れないと楽しくない
私は美術短大を卒業後、ゲーム会社でゲームデザイナーを経て、WEB制作会社でWEBデザイナーになり、その後、演劇制作会社でグラフィックデザイナーをやってきました。ゲームデザイナー、WEBデザイナー時代は、デザインが上手に作れて、みんなに喜んでいっぱい褒めてもらってとんとん拍子にキャリアを積み上げてきました。
が、ゲームもWEBもどちらもデジタルのデザインなので、ゲーム機やパソコンのOSやブラウザがバージョンアップすれば、デザインは見れなくなってしまいました。「ずっと残る、紙のデザインをやってみたい」と思ったときに、ちょうどクライアントであった演劇制作会社に声をかけてもらって転職しました。
会社でひとりぼっちのデザイナー職で3年間におよぶ大スランプ
演劇制作会社でデザイン部署だったのですが、私が入社すると同時に新設された部署だったためデザイナーは私1人。これまで作っていたWEBデザインは、紙のグラフィックデザインとは考え方や作り方が違っていたので、演劇やイベントのチラシデザインを見よう見まねで作っていました。しかし、作ったデザインを社内で見てもらったり相談する人はおらず、何が良いか悪いかわからなくなり、グラフィックデザインはおろか、それまでできていたWEBデザインまでも、全く思い通りに作れなくなってしまいました。まさしく大スランプです。
その頃は、今のようにYOUTUBEで教えてくれる動画サービスもなく、さんざんデザインの本を読んでも、デザイン雑誌を読んでも一向にスランプは抜け出せません…
見るに見かねた上司が、私を広告映画制作会社のグラフィックデザイン部署に出向させてくれました。
デザインの現場は本を何万冊読んでも及ばない学びの量
出向先では、即デザインの制作現場に放り込まれました。とにかく猫の手も借りたいほど部署の全員が忙しいので、やたらに質問ができません。まずは上司や先輩のやっていることを真似することをしました。アイデアの考え方、デザイン、制作の進め方、デザインのプレゼンの仕方など。中途半端にデザインの知識が入って頭でっかちで大スランプに陥っていた私にとっては、デザインの現場にどっぷり浸かったこれらの学びは、本で得る知識量と比べものにならないほど圧倒的な量と質。
次第にデザインを作っていた感覚ややり方を思い出しデザインを任せてもらうようになりました。そして作ったデザインを上司や先輩に見せてアドバイスをもらうようになります。自分が作ったデザインを客観的に見てのアドバイスは、それまでの私のデザイナーのキャリアを覆えすほどのアドバイスばかり。
私はそれまでの考えがガラリと変わり、3年間苦しんだ大スランプからようやく脱出することができました。そしてこの経験で得たものは、今でも私のデザイナーとしての考えのぶれない源となっています。
自分を実験台にして「集客」を学ぶ
スランプを脱し、デザイナーとして腕に自信を持ち始めた頃、出向先から元いた会社に戻りました。その後、その会社で3年ほど勤めフリーランスのデザイナーとして独立。初めの頃は、勤めていた会社から仕事をもらっていましたが徐々に先細り…出版社などに飛び込み営業電話をかけるも相手にされず撃沈。知り合いからクライアントを紹介してもらうが、タイトなスケジュールや値引き要求などの案件しかありません。そのような案件ばかりを引き受けていると、次第に体調を崩し、精神も疲弊。このままでは自分が潰れると思い、これまでのクライアントを全て断ち切り、ゼロからクライアントを自分で見つけることを決意したのでした。
早速ホームページを自分で制作して立ち上げました。が、ただ立ち上げただけでは、お客さんからの問い合わせは全然ありません。どうやったら問い合わせが来るようになるのか、自分なりに調べてホームページを変えても一向に問い合わせはありせん。
意を決してネットビジネスの門を叩き「集客」を学ぶようになりました。すると次第に日本全国からホームページにデザインの依頼が来るようになりました。全国からデザインの依頼が来ると、私1人だけでは手が足りません。そこで、ゲーム会社に勤めていた夫もデザイナーとして加わり、『ハットツールデザイン』として起業し、今に至ります。
「デザイン×集客」で人を幸せにできる
デザイナーにとって、きれいなデザイン・かっこいいデザインを作ることは当然の役割です。ただ、それだけでは依頼主であるクライアントの役には立ちません。役に立つには「集客」が必須。なぜならば集客できることでクライアントは儲かります。儲かることでクライアントと従業員、その家族が幸せになり、クラインとの事業も広がる。自分が作ったデザインで集客でき、クライアントが幸せになっていく様子を、私は何度も目にしています。
そして、クライアントが幸せになれば、再びあなたにデザインの依頼がきます。そうやって、デザインで稼いでいくことができるのです。だからこそ、このデザイン塾では、「デザイン×集客」の知識を、ぜひ学んでいただきたいと思っています。
1年後、3年後、5年後…この先ずっと、自信を持って好きなデザインに携わり稼いでいくために、今、このスキルをぜひに身につけることをおすすめします。