失敗しないデザイナーの選び方 ~その57(2)~
「安い」はひとつの基準だと思うのですが。
デザイナーに依頼したものの、希望通りのデザインが上がってこないなど、さまざまな問題がおこることがあります。
前回、3名から受けた相談事項を参考事例として、挙げてみました。
例に挙げた3名は「料金の安さ」がデザイナー選択基準にあったようですが、 結果的には完成までに手間や時間がかかったり、イメージ通りのデザインが上がってこなかったり、思うような宣伝効果が出ないなど、これでは本末転倒です。
デザイナーを選ぶのは、病院選びと似ていると私は思います。
例えば、外科の手術が必要な病気にもかかわらず、内科にずっと通っていても、病気は決して治りません。また、手術経験の少ない医者であれば、術後の症状が悪化する場合もあるでしょう。
病気を早く治すには、自分の病気をまずはよく知ってから専門の病院に行かなければいけません。
デザイナー選びも同じことです。
自分のやりたいことなど、案件のタイプを知って、どのデザイナーならその目的が達成するのか、どのデザイナーなら宣伝ツールを作成することができるのか、見極める必要があります。
<その57 つづく>