お客さんとのやり取りを増やす販促術 ~その58(1)~
やり取りのきっかけをどのように作ればよいでしょうか?
今回は、デザインの話ではなく、販促術についてお届けします。
「ザイアンスの法則」をご存知ですか?
人は繰り返し接触する機会が多くなればなるほど、それだけでその対象に対して好感度が高まるという心理学の法則を「ザイアンスの法則」と呼びます。
この法則は、
1.人は知らない人に攻撃的、冷淡な対応をする
2.人は会えば会うほど好意を持つようになる
3.人は相手の人間的な側面を知ったとき、より強く好意を持つようになる
というものです。
この「ザイアンスの法則」を意識することにより、単なる「お客さん」を常連客やお得意さんに引き上げることができるのです。
「ザイアンスの法則」を使った販促活動の例をいくつか挙げてみましょう。
まずは、好意を持ってもらうために、お客さんとやり取りを始めなければいけません。
そのためには、会う(やりとりする)きっかけを「無料」にするのです。
■やり取りのきっかけを作る無料◯◯
「相談無料」「無料体験」「無料見積もり」などが、やり取りのきっかけにあたります。
何をおいても「つながり」がないことには、常連のお客さんになりえません。
HAT TOOL DESIGNでも見積もりや、デザインの相談、打ち合わせを「無料」でおこなっています。
見積もりやデザインの細かな相談で何回かやり取りを重ねていくほど、成約率が高くなるのです。
余談ですが、この時、重要なのは、返事を早く出すことです。
さらに、 打ち合わせまで進むと直接お会いするので、約98%は成約します。
まずは気軽にやり取りをしてもらうために、初めの一歩のハードルを低くしてみましょう。
<その58 つづく>