「なぜ?」を繰り返すデザインの打ち合わせ 〜その111(3)〜
資料だけでデザインはできると思います。
デザインの打ち合わせでは、クライアントの商品などをしっかり理解するために、「なぜなぜ分析」を多用する例を前回、紹介しました。
依頼時に、資料だけをドンと渡されて「これでデザインしてください」と言われることがあります。
資料というのは、全部がまとまったものなので、これだけでは「なぜ?」と掘り下げにくいのです。
私の場合は、いただいた資料は打ち合わせの前にさらりと目を通す程度にしています。
さらに言えば、打ち合わせはクライアントと作り手(デザイナー)が直接対面することで資料には書かれていない、 人柄や熱量を感じる取ることができます。
人と人が会うことで生まれるそういった直感もデザインのイメージを構成する上で影響するので、実際にデザイナーが打ち合わせに出席することが大事だと思います。