参考書によって見解が異なるセンター揃え ~その18(2)~

 

センター揃え・ひだり揃えの違いって何ですか?

意見が分かれる「センター揃え」ですが、

私の場合、センター揃えにする
シチュエーションは、
・表紙
・招待状などの挨拶文
・キャッチコピー
・見出し

つまり、完結している文だという話の続きです。

センター揃えのパンフレットの表紙デザイン

センター揃えの名刺デザイン

見出しを、「ひだり揃え」と「センター揃え」にした二例を挙げます。

見出しが左揃えの例

見出しがセンター揃えの例

このように、本文が「ひだり揃え」のレイアウトの場合、
参考書によっては見出しもひだり揃えにした方が目線も流れやすく
読むのがスムーズだと書かれていますが
「センター揃え」の方が、
見出しが目に飛び込んできませんか?

スムーズに読ませたい場合、
見出しに注目してほしい場合など、

その時々のシチュエーションに応じて
センター揃えを設定した方が
よいのではないでしょうか。

●箇条書きの場合

箇条書きに関しては、
センター揃えだと左端が揃わないので
箇条書きの部分だけ
読みやすいひだり揃えにしなければいけません。

下はセンター揃えに箇条書きがまざったポストカードです。

センター揃えのDMハガキ

箇条書きの行がバラバラの場合

センター揃えの中に箇条書きがきたらどうするか?

一番長い行を基準にセンター揃えにするとまとまります。
この場合、「1.」の行に合わせて
センター揃えにします。

センター揃えの場合の箇条書きのレイアウト

<その18 つづく>

 

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