意外と読まれる●●●●と○○○○○○ ~その21(2)~
吹き出しやキャプションを効果的に使いたい。
もったいぶったタイトルにしてしまいましたが、
●●●●は「吹き出し」、
○○○○○○は「キャプション」です。
まずは、「吹き出し」から紹介します。
スーパーやドラッグストア、書店などに行くと
商品やプライスカードの横に
手書きでオススメポイントが記入されたPOPが
貼りつけられているのを見たことありませんか?
ぱっと目に入って、ついつい商品を買ってしまいます。
吹き出しとは、
このPOPと同じなのです。
例えば、下のオムライスの写真に吹き出しを入れてみましょう。
ものすごく新鮮な卵にこだわったオムライスに
感じませんか?
それを踏まえて、下記を改めて見ると
文章より吹き出しが目立ちませんか?
↓
吹き出しに入れる言葉は
文章に紛れこんでしまわない
売りになる言葉を
短く入れるとよいですよ。
次にキャプションの役割を紹介します。
一般的な「キャプション」の役割は
写真や図の解説ですが、
セールスを目的とした
通販のチラシやパンフレットなどの場合、
もう一つの役割があります。
「広告の父」と呼ばれる
デイヴィッド・オグルヴィによれば、
「人は写真の下の短い説明を
無意識に読む癖がある」といいます。
その癖は、学校の教科書で
写真や図の下に必ず説明があり
広告にもその習慣を活かしているということ
なのです。
本文を読むよりも
写真や図などビジュアルの下の
キャプションを読む人は多く、
そのキャプションには
ブランド名や商品名、特典などを入れるとよい
とのこと。
うまく、活用してみてください。