失敗しないデザイナーの選び方 ~その57(1)~
デザイナーのことが信用できなくなりました。
同業者のことを書くのは気がひけるのですが、ここ最近、デザイナーでお困りの相談を次々に受けたので、ここに紹介します。
まずは一人目。
自分の子供が通っている学習塾のホームページ作成に関する相談です。
その学習塾のホームページは、Googleやyahooなどの検索の上位に出てこないとのこと。
私が試しに検索してみると、なんと18ページめに出てきました。
18ページめというと、余程、辛抱強くこの塾のことを探さないと、このホームページにはたどり着くことができません。
このホームページが、 なぜこれほど検索にヒットしないのか、ページのソースをみてみると、
・ホームページのタイトル
・キーワード
・ディスクリプション
という、検索にヒットするために最重要な必須項目が全て入っていませんでした。
この塾のホームページには、生徒や保護者の感謝の声が数多く入っていたり、先生の熱い想いや生徒に対する日々のブログなどがあり、コンテンツそのものは比較的しっかりしていたのですが、基本中の基本である上記の3つの項目が全て入ってないせいで、検索順位は後ろの方になり、人目に触れる機会もずいぶん少なくなっています。
このホームページを作成したデザイナーのいい加減な仕事に呆れてしまいました。
二人目の相談です。
サロン経営者のリーフレット作成の相談でした。
HAT TOOL DESIGNに依頼をいただく前に、デザインが得意だという知人に先にお金を支払い、リーフレット作成を頼んだそうですが、仕事の合間に片手間で作成されたようで、時間がかかった割には、イメージからはほど遠く、出来も悪く、修正にも時間がかかり、お互いにとても険悪な雰囲気になってしまったとのこと。
三人目の相談は、新規開店の飲食店オーナーです。
店舗の内装を手掛けるデザイン業者に、ロゴ作成も依頼したのですがイメージ通りには仕上がってこず、何度も修正を依頼してもこちらの意図が伝わらなかったのです。
修正を言い続けるのも疲れはててしまったものの、お店の看板にもなるロゴがこのまままでは困るとかなり参っていました。見るにみかねて、私が修正を買って出たのでした。
<その57 つづく>