チラシを効率よく近隣に配布するには? ~その64(1)~
チラシは自分でもすぐに配布できると思うのですが。
チラシを作成するお客さんと打ち合わせをする際、配布方法をお聞きすると、「ポスティング」と言われることが多々あります。
自分自身でマンションや戸建のポストに入れていくのですから、一見、配布方法としては、お金もかからず、それほど難しくないように思えます。
しかし、実際、ポスティングをしてみると、オートロックのマンションなのでポストまでたどり着けなかったり、ポスト部分に「チラシ投函禁止」の張り紙が貼ってあったり(慣れてないと躊躇します)、管理人が常駐していて睨まれたりなど、さまざまな状況に出くわし、結果的には、当初、思ったほどの数を配ることができません。都市部ほど、こういったことが多いといえます。
よって、自分自身でポスティングをするのは、案外、効率が悪くなってしまうことがあるのです。
では、自分の手間をかけずに効率よく配布するにはどうすればよいのでしょうか?
チラシで宣伝効果を抜群に上げているHAT TOOL DESIGNのお客さんに配り方をお聞きすると、1種類のチラシに対して、2種類の配り方をしているとのことです。
1つめは、新聞折込。
2つめは、地域のフリーペーパーやタウン誌。
両方ともチラシを折り込むのに料金はかかりますが、自分が配る手間と配布できる枚数を差引いて考えてみてください。
まず、新聞折込の場合を紹介します。
折込の代理店を利用する方法がありますが、代理店では細かいエリア指定ができません。
必要のないエリアに配布することになってしまい、チラシに無駄が出てしまいます。
これを避けるために、新聞配達の販売所に直接、折込の依頼をするとよいでしょう。
例えば、ある道路から西側エリアに配りたいと相談をすることもできるのです。
また、折込で最も目立つ「帯」にしてもらうことも直接、頼めるようです。
「帯」とは、大量のチラシを束ねるために巻かれている外側のチラシです。
ただ、「帯」はチラシの特等席で競争率が高いのが難点ですが、販売店と顔見知りになってやっと帯にしてもらったという話も聞きました。
特別に配慮してもらえることも直接販売所に折込を頼むメリットないでしょうか。
<その64 つづく>