手書きチラシが合うもの、合わないもの ~その79(1)~
手書きチラシの方が思いが伝わりやすいと思うのですが。
先日、ビジネスの勉強会に参加しました。参加者は、呉服屋、定食屋、居酒屋、住宅メーカー、石材店、薬局、洋服のリフォーム店など業種はさまざま。
そこで、あるメガネ店の販促事例が紹介されていました。
販促事例は、商品ポップや店頭看板、手書きチラシなどです。
なかでも「手書きチラシ」は、お客様の声をキャッチコピーに使ったり、店長の顔写真を入れたり、随所に工夫が見られましたが、これが結構な集客効果があるとのこと。
参加者はパソコンが不得意なので、手書きでチラシを作る方が多かったです。
皆さん一様に、パソコンでデザインされた綺麗なチラシよりも手書きチラシの方が思いが伝わりやすく、逆に目立って効果があるとのことでした。
また、長く手書きチラシを書き続けている経験豊富な方なので、コツを掴んでおり、効果もあるようです。
デザイナーとして少々複雑な気持ちで、参加者の話を聞いていました。
では、どんなチラシでも「手書き」の方がよいのでしょうか?
例えば、新聞の折り込みチラシのすべてが手書きだと、果たして集客の効果があるのでしょうか?
やはり、目的別に使いわける必要があり、適材適所なのだと思うのです。
では、新聞の折り込みチラシを例に次回から考えてみましょう。
<その79 つづく>