プロフィール掲載で見方を変化させる 〜その105(1)〜
名刺から情報発信したいのですが。
先日、美容師のお客様から自分自身の活動範囲を広げたいのでお店とは違う、自分専用の名刺を作りたいという依頼をいただきました。
すでに、自身でデザインイメージがあり、サンプルを見せていただきました。
例えるならこんな感じです。
名前は、アルファベット表記で、記載内容はメールアドレスと電話番号のみ。
デザインはともかく、配る相手はどういった方々なのかと質問しました。
セミナーに出席した際に配るので、他業種の方もいらっしゃるとのこと。
セミナーに出席したり、 他業種の方と交流したいとなると、 「覚えてもらう」「印象に残る」のが 名刺の第一目的となります。
私の経験からも、ただ名刺交換をしただけでは顔すら覚えていません。
名刺を渡した後に、会話を交わさないことには印象は残りにくいと思いました。
そこで、このような提案をしました。
「名刺にはおしゃれさをアピールする名刺と自分のことをアピールする名刺がありますが、どちらにしますか? 」
「美容師さんなのでおしゃれな名刺、つまりデザイン重視の名刺がご希望かもしれません。」
「ただ、これからご自身の活動範囲を広げていくのであれば、デザイン性をアピールするのではなく、ご自身をアピールする方がよいと思います。」
「ついては裏面に今までにやってこられたご自身のプロフィールを箇条書きで載せてみませんか?」
とご提案しました。
<その105 つづく>