顔写真掲載はどれぐらい嫌なのか 〜その118(1)〜
顔写真を載せた方が効果があることはわかっているのですが。
HAT TOOL DESIGNのお客様には、チラシに顔写真を載せることをお勧めしているのですが、ときどき嫌がられる方もいらっしゃいます。
チラシで「集客する」ことを考えた際、にこやかな顔写真を載せるのは見る人に安心感を与える材料として必須なので、お客様には打ち合わせ時に、その大切さをお話し、ご本人も理解いいただいたと思っていても、やはり最終的には載せない方向になるのです。
先日、店舗の内装やチラシの宣伝効果などを指導しているコンサルタントとお会いしたので、チラシに顔写真を載せるのが嫌なお客様に対してどのように対応しているのかをお聞きしてみました。
すると、「細かく聞き取る」というお返事。
何を細かく聞き取るのかというと、「どれくらい載せるのが嫌なのか?」ということを聞き取るのです。
例えば、10段階のうち「どれくらいなら載せても大丈夫なのか」を少しずつ擦り合わせていくのです。
「レベル10」は下のバストアップとしましょう。
「レベル0」は載せないとします。
では、バストアップより半分の大きさ「レベル5」なら載せてもいいのでしょうか。
さらに小さく、「レベル3」ならどうでしょうか。
顔も小さく、よく見えません。
このように、細かく聞いていくのです。
<その118 つづく>