デザインの制作途中を見せる?見せない? 〜その127(3)〜

どうしても見せて欲しいという場合はどうすればよいですか?

HAT TOOL DESIGNが制作途中のデザイン案を見せることに気が進まない理由を前回、説明しました。

しかし、誰にも見せないというわけではありません。例外もあります。

 

例えば、プロデューサーやディレクターなどとチームを組んで制作している時は、制作途中を見せた方がよいと思います。

 

理由は、途中経過を見せることでチームとしての方向性が合っているかどうかが確認でき、進捗具合を知ってもらい、同じ制作者側として情報を共有するためです。

 

つまり、臨機応変な対応が必要なのです。

 

クライアントさんにデザインの制作途中を見せるか見せないかは一見、些細なことですが、私としては、どうやって波風立てずに説明するかいつも言葉を選び、伝え方も考えます。

 

どうしても見せて欲しいという方ももちろんいらっしゃいます。

頑なに拒むのもよくないので、「今、制作途中なので」と前置きと念押しをして、中途半端な部分は取り払ったり、見せるためだけにある程度、デザインの体裁を整えるしかありません。

ただ、これは手間が掛かります。

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