配り方を考えてチラシを作成する ~その11(2)~
配りやすく、しかも読んでもらえるチラシにするにはどうすればよいですか?
3つのチラシ作成のポイントをまとめました。
■その1 サイズ
ごく一般的なチラシのサイズは
A4が多いのですが、
ポストに入れるとなると最大B4サイズまで。
参考までに、
私がお話ししたポスティング業者の話では、
A4サイズは大きいので配りにくいとのこと。
折らずにポストに入る
チラシのサイズはA5まで。
しかし、載せたい情報がたくさんあるのでA5は足りないという場合、
一回り大きいB5サイズがよいでしょう。
B5サイズの場合、
そのままポストに入れるには少し大きいので
折ることを考慮したチラシのデザインに
することをおススメします。
■その2 折ることを考慮したレイアウト
B5サイズより大きいチラシの場合、
半分に折ることを考慮した
レイアウトをすることが大事です。
例えば、
「しずる感」たっぷりの料理の写真や顔写真、
またキャッチコピーの途中で折れてしまったチラシを
見ても、なんのチラシか分かりづらくないですか?
チラシを読むか読まないか判断する時間は
1秒未満
と言われています。
手に取って分かりづらければ、
そくゴミ箱行きになってしまいます。
折ることを考えてレイアウトをすると、
写真の位置や文章をいれる場所などが
決まってきます。
■その3 紙の厚さ
折って配るチラシの場合、薄めの紙をおススメします。
厚いと折りにくいからです。
折りにくい紙だと、きちんと折れないので、
後からポスティングされたものが重なってしまうと
クシャッとなりやすくなります。
折ってポスティングするタイプのチラシは
業種業態にもよりますが、
厚くて73kgがよいかと思います。
ちなみにコピー用紙とほぼ同じ厚さです。
余談ですが、参考までに、
紙の厚さ=商品の料金ということでもあります。
新築住宅や車など値段が高い商品のチラシは
紙は分厚く、110kg~135kg。
逆に薄い紙のチラシは、
不要品回収業者、水漏れ修理業者など、
何千円のサービスなので
53kg~68kgとなります。
この場合、
広範囲に大量に配るので
業者が大量のチラシを持ち運びがしやすいように
この厚さなのです。
紙が薄いと安いイメージを与えてしまうので
チラシに掲載する商品に応じて
紙の厚さをセレクトしてください。