お客さんを見極めないと販促物が無駄になる ~その16(2)~
サービス業の販促のポイントを教えてください。
飲食業や小売業と違い
いざ、その状況に陥らないと
必要とされないので、
今はその状況でないお客さん(潜在客)
に対して宣伝をおこなうのがサービス業の販促です。
サービス業の潜在客への宣伝で重要なことは、
必要な状況となったときに、
自社・自店を思い出してもらえる
ようにすることです。
そのためには、広く長く宣伝し続ける
ことが大事なのです。
よくあるケースを下記にまとめました。
例えば、リフォーム業を1人で開業したとします。
リフォームの仕事を取るために
不動産屋に営業に回る予定があり、営業時に説明するために必要な
リーフレット1000枚と名刺500枚を
作成するとします。
例えば、営業範囲を半径15km圏内としたとき
どれほどの不動産屋があるのでしょうか?
また、1人でどれだけの不動産屋を
回ることができるのでしょうか?
100軒も回れるでしょうか?
たとえ回れたとしても
営業圏内の100軒もの不動産屋すべてに
リーフレットを置いてもらうことができるでしょうか?
そのほとんどから受注できればいいのですが
実際問題、そううまくはいきません。
営業先を不動産屋に絞らず、
個人宅や店舗、オフィスなども
視野に入れてもっと増やす必要があります。
しかし、これら一軒ずつ営業訪問をするとなると
どれだけ話しを聞いてもらえるでしょうか?
必要がなければ話は聞いてもらえませんよね。
よって、
サービスをしっかり説明できる
リーフレットもいいのですが、不特定多数に宣伝できる
ポスティングチラシ、新聞折込チラシ、
ホームページ、看板などで
自社のリフォーム業の存在を
「知ってもらう」ということが
大事です。
<その16 つづく>