過度な余白 ~その22(2)~
余白によって全体のイメージはどこまで変わるのですか?
洗練されたデザインかどうかの分かれ道は、「余白のとりかた」にかかっています。
余白をうまく取ることができれば
デザインのクオリティが格段にアップします。
前回の「外側の余白(マージン)」に続き、
今回は「囲み枠の余白」の解説をします。
上記のように囲んでレイアウトすることは
よくあるかと思います。
例えば、下の2つのレイアウトの
AとBを見比べてください。
余白がないBは窮屈で
とても読みにくいと思いませんか?
余白がないだけで、とたんに
Bは素人が作ったデザインという印象を
受けませんか?
囲み枠の余白サイズは
使用している文字の1~2文字程度を目安に
とることをオススメです。
パンフレットや本など綴じているものは、
余白のとりかたが異なってきます。
そういう場合は、綴じているものを分解して計ってみることを
オススメします。