チラシをデザインするソフト ~その25(1)~

ソフトの特徴を教えてください。

プロのデザイナーがデザイン作成時に使う
ソフトについてご紹介したいと思います。

使っているのは、主に
Adobe Photoshop(アドビ フォトショップ)
Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター)
の2種類です。

この2種類のソフトを使って
チラシ、名刺、リーフレットなどの
「1枚もの」を作成しています。

余談ですが、パンフレットのように
「ページもの」になると
イラストレーターの代わりに
Adobe In Design(アドビ インデザイン)
というソフトを使います。

今回は、チラシを作る
フォトショップとイラストレーターの
役割の話をします。

以前、
「フォトショップだけでチラシは作れますか?」
という質問がありました。

答えとしては、
作れないことはありませんが、
とても手間がかかります。

チラシを作る上で発生する作業は
・画像を加工する
・レイアウトする(写真や文章を配置する)
の2つです。

画像を加工するときに使うのが「フォトショップ」、
レイアウトするときに使うのが「イラストレーター」

なのです。

まず、チラシを作る上でのフォトショップの役割を説明します。

フォトショップでは、
例えばどうことができるのでしょうか。

・画像の明るさを調整したり、色を鮮やかにする
(顔色を良くする/暗い室内を明るくする/枯葉を緑にする)
・画像の合成
(顔のシミやシワを消す/曇り空を快晴に入れ替える)
・画像の縦横サイズを縮小または拡大できる

下の画像は
建物と風船と青空をフォトショップで
合成しています。

こういうことが得意なソフトなんですね。

フォトショップで合成した画像

フォトショップは
画像加工に特化したソフトなので
写真や文字の位置や大きさを自由に変えるのは
 手間がかかります。

<その25 つづく>

 

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