勢いや情熱をそのまま伝える意外な方法 ~その31(2)~
情熱を文字以外で伝えてみたいのですが。
美容室を経営するお客さんからチラシ作成を依頼されたときのことです。
その美容室のパーマが8,000円以上をするので、 半額の価格でやっている激安の美容室のパーマとどう違うのか尋ねました。
パーマ前、そして1液と2液をつける間、パーマの後、計3回、ある処理をするとのこと。
それにより、髪と頭皮へのダメージは最小限におさまり、 パーマの持ちが格段によくなるそうです。
格安美容室は、客の回転をよくするためにこの処理を省いているとこが多いようです。
自分の髪と頭皮のこと、また、パーマの持ちを考えれば、多少価格が高くてもその美容室に通いたいと思いました。
また、友人に紹介しても間違いないとも思いました。
このように、プロの仕事はとても理にかなっていて、説得力もあります。
働いている方にとっては、日々の作業の一環でその凄さがわからないかと思います。
前回の紹介した老人ホームのエピソードも同様ですが、チラシなどサイズが決まっている紙面では他の情報が優先してしまい、日々の作業の一環ともいえる、このような話を載せるのは難しいと思ってしまいます。
また、 文字にしてしまうと、情熱が伝わりにくくなってしまいます。
では、この情熱をそのまま伝えるにはどうすればよいでしょうか。
お客さんとの打合せで飛び出したちょっとしたエピソードに込められた情熱をそのまま伝えるのに、私がおすすめしているのは動画を撮ることです。
今は、スマートフォンでもすぐに撮影できて「 YouTube」にアップロードできます。
また、チラシなどには「YouTube」へリンクするURLやQRコードを入れておきます。
動画であれば、話している熱が伝わり、 動画のタイトル次第では「Google」や「Yahoo!」の検索でもヒットします。
現に、ハットツールでも「YouTube」を見てお客さんが問い合わせをいただき、仕事につながったことも何度もあるのです。
ぜひお試しください。