売れないときにこそ考えるべきこと ~その41(2)~
こだわりの商品を販売しているという自信はあるのですが
前回、学習塾のリーフレットの見出しをひと工夫したことで、内容が伝わり、生徒数が増えた実例をお話ししました。
不況であろうがなんであろうがお客さんは必要なものにはお金を払います。
しかし、様子が分からないものにはお金を払いません。
これは学習塾だけでなく、さまざまなことに当てはまります。
例えば、こんなことも。
B5サイズでページ数も同じノートが2冊あるとします。
値段は200円と860円。説明がなにもなければ200円のノートを買う人が断然多いと思います。
しかし、860円のノートの横に下記のようなポップが貼られていたらどうでしょうか?
シルクのように上質でなめらかな 紙を使用しているので、極上な書き心地。ペンが紙の上をスイスイと走っていくように書けるのでとても快適。製本は「糸かがり綴じ製本」によって フラットに開くので開きやすく書きやすい。
ちょっとした説明を読むと、このノートか欲しくなりませんか?
ちなみにこれは「紳士なノート」と呼ばれるノートで、ノートにしては値段は高いのですが、評判は大変よくファンもいらっしゃいます。
自分が手掛ける商品やお店の売れ行きが伸びないときは、「十分にお客さんに商品(店)の内容が伝わっているか」と今一度、見直してみてはいかがでしょうか?