あると便利なカラーチャート ~その69(1)~
「カラーチャート」ってなんですか?
印刷の場合、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色のインクを混ぜてさまざまな色が構成されているのですが、カラーチャートとはどの色をどの程度混ぜればどのような色になるのか、10%刻みで分かる色見本です。
パソコンのモニターで見た色味とプリントした色味は違います。
また、Windowsで見たとき、Macで見たとき、タブレットで見たとき、いずれも少しずつ色は違います。
一体、どの色がホントの色なのか迷ってしまうときがありませんか?
その場合、見本として、このカラーチャートを使うと、どのような色になるか、おおよそ分かります。
印刷されたときの色を知るには、どうすればよいでしょうか?
[その1]
まずは、データの色を調べます。
この場合、C:93%、M:63%、Y:16%、K:16%が混ざっています。
[その2]
カラーチャートで近い色味を探しまう。
カラーチャートは10%刻みの階調になっているので、C:93%→90%、M:63%→60%、Y:16%→10%、K:16%→10%の色味を見ます。
私が持っているカラーチャートはK(黒)をBLで表記されていますがKと同じ意味です。
矢印で示されている色に近い色味が、印刷で仕上がった色になります。
<その69 つづく>