チラシの周りの余白スペース ~その72(1)~
余白はどれぐらい必要なのでしょうか?
私はチラシのレイアウトに取り掛かるとき、Adobe Illustratorで作成するとして、一番はじめに行うことはチラシの周りの余白の確保です。
水色の部分が余白です。
余白を取ってから、その内側(斜線部分)に文字や写真などをレイアウトしていきます。
では、余白はいったい何ミリ必要なのでしょうか?
私はデザイナーとして駆け出しの頃、いいなと思ったさまざまなチラシデザインの余白をすべて測ったことがありました。
その結果、A4、B5の場合、ほぼ10mmでした。
実際に5mm、10mm、15mmの余白で、それぞれデザインパターンを作ってみると、デザインがしやすく、バランスよく落ち着いたのが10mmのパターンでした。
以後、A4、B5サイズの場合は10mmに設定しています。
文字量が多い場合は、少し譲って7mmですが、もうこれ以上は譲れないですね。
例外として、写真を配置する場合は、余白から飛び出すこともあります。
<その72 つづく>