縦書きと横書きの使い分け ~その73(1)~
縦書きと横書きには、それぞれ適したシチュエーションがあるのでしょうか?
インターネットが普及してから、横書きの割合が多くなったといわれています。
ホームページやメールなど、すべて横書きです。
縦書きと横書きを使い分けるためにも、まずは、縦書きの特性と縦書きにふさわしいシチュエーションを紹介します。
日本語は、本来は縦書きの方が読みやすいといわれています。
新聞や小説など長文の場合、ほとんどが縦書きで表記されています。
縦書きの「読みやすさ」を利用して、キャッチコピーを縦書きにすることがあります。
スッと目に入ってくるので、情緒的な印象を与えます。
紙面にインパクトが出るので、一度お試しください。
縦書きの言語は、日本語、中国語、モンゴル語で、欧米や東南アジア、中東、アフリカなど、圧倒的に横書きの言語の方が多いのです。
このことを利用して、デザインを「和風テイスト」にしたい場合には、キャッチコピーや文章を「縦書き」で組むとグッと雰囲気に味が出てきます。
<その73 つづく>