手書きチラシが合うもの、合わないもの ~その79(2)~
手書きチラシで紹介された商品は「信用」があるでしょうか?
手書きチラシのほうが思いが伝わり、集客効果もあるのかどうか、新聞折り込みチラシを例に考えてみたいと思います。
■「信用」という視点
新築マンションや建売住宅など何千万円の物件のチラシが手書きだと、受け取った側はどう思うでしょうか?
私なら、この不動産屋は大丈夫なのだろうかと「信用」できず、疑ってしまいます。
高額で、一生に一度の買い物ともいえる商品は手書きでは合いません。
例えば、墓石や宝石なども同様のことがいえるでしょう。
また、「信用」を大事にするものも手書きでは合いません。
「信用」という視点で、集客効果があると思えばセーフ、逆にないと思えばアウトとして、いくつか例を挙げてみましょう。
骨董品の高額買取などのチラシが手書きだとどういう印象を受けるか想像してみてください。
近所のよく知っている店舗であれば、ギリギリセーフかもしれませんが、知らない店だとアウトな感じがします。
また、宅配水のチラシが手書きだとどう思いますか?
私は宅配水を利用していますが、月に3,700円、年間だと44,000円も掛かります。
商品は毎日飲む「水」なので、手書きチラシとしては「信用」面でアウトな感じがします。
「信用」という意味では、近所の店や知っている馴染みの店の手書きチラシであれば、大丈夫なのかもしれません。
<その79 つづく>