手書きチラシが合うもの、合わないもの ~その79(3)~
手書きチラシを適材適所で使いたいのです。
手書きチラシのほうが思いが伝わり、集客効果もあるのかどうか、新聞折り込みチラシを例に、前回に引き続き、考えてみたいと思います。
■「作成の手間」という視点
スーパーや家電量販店のような、お買い得商品がずらりと並んでるチラシは、レイアウトが細かく複雑なので、手書きだと見にくくなってしまいます。
1点や2点の商品にしぼり込んでしまえば、レイアウトが複雑にならず、より見やすくなるかと思います。
あれやこれやと盛り込んだ複雑なレイアウトの場合、手書きでは作成時間が相当かかります。
かといって、見る人に読む気を起こさせるチラシに仕上がるのかどうかは疑問です。
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いくつか手書きチラシの例を挙げてみました。
パソコンで作ったチラシより手書きチラシの方が温かみや親しみが伝わるのは確かです。
また、パソコンで作ったチラシがたくさんある中では、ひときわ目立つと思います。
そういう意味では、他と差別化ができ、効果はあると思います。
しかし、とりあえずチラシを手書きにすれば効果が出るのかというと、そうではありません。
効果的な手書きチラシを作るなら、
・商品を1点や2点にしぼりレイアウトを複雑にしない
・配布する範囲を狭くする
これらにうまくはまれば効果が出るのでしょう。