素材写真と撮影した写真のどちらがいいの? 〜その86(2)〜

写っている人が素人っぽくてもよいのでしょうか?

 

パンフレットの表紙に素材写真を使用してしまうと、きれいに整い過ぎて、ドラマのワンシーンのように見え、リアリティに欠ける場合があります。

前回に引き続き、どのような写真がふさわしいか紹介します。

 

以前、「その79」で「手書きチラシが合うもの、合わないもの」を紹介しました。

「その79(1)」

手書きチラシが合うもの、合わないもの ~その79(1)~

「その79(2)」

手書きチラシが合うもの、合わないもの ~その79(2)~

「その79(3)」 

手書きチラシが合うもの、合わないもの ~その79(3)~

 

パソコンで作成したきれいなチラシよりも手で描いた方が、温かみや親しみが出るという例です。

 

同じように、プロのカメラマンに依頼して撮影してもらうよりもお客様自身がスマホで撮影した写真の方が、デザイン全体にわたってとても温かみが出ることがよくあります。

ただし、手書きチラシと同様に、スマホ写真が合う商品と合わない商品に分けられます。

 

高額な商品やターゲットが企業の場合はスマホで撮った写真というわけにはいかないでしょう。

 

状況次第で、プロよりも素人っぽい方が、あえて「いい!」ということも多々あります。

 

きれいに見せたいから素材写真。

撮影すると料金がかかるし、手間もかかるから素材写真。

自分の写真が載ると恥ずかしいから素材写真。

などと安直に考えずに、「見た人がどんな印象をもつのか?」を考慮してください。

 

集客も左右する重要なポイントです。

 

客観的な視点で検討してください。

 

 

 

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