お客さんの声をキャッチコピーに 〜その90(2)〜
宣伝文句には客観的な言葉を使いたいのです。
第三者の声が宣伝文句に使う話の続きです。
企業や店舗の場合、「第三者」といえば、「お客さん」。
すなわち、「お客さんの声」をキャッチコピーに取り入れるという手法を紹介します。
たとえば、HAT TOOL DESIGNのホームページでは、「そう!こういうのを作りたかった!」というキャッチコピーをヘッダーに使っています。
これ、実はお客さんの言葉なんです。
自分自身では、なかなかこういった言葉は出てきません。
これを自分で言ってしまうと、「はい、私、こういうの作れます!」と嫌な感じですね。
さらに言えば、お客さんの声がなぜ良いかというと、リアルな体験に基づいているからです。
心に一番印象に残ったことが発せられた言葉なので、どんな部分が印象に残ったのか、分かってもらえるのです。
もし、キャッチコピーに困った時は、「お客さんの声」を今一度、見直してみましょう。