チラシ裏面への誘導 〜その128〜
チラシの裏面にはどのような役割があるのでしょうか?
チラシの一般的な構成として、表面は目につくための役割があり、キャッチーな内容で概要だけを伝えることが多いものです。
一方、裏面は表面の補足や詳細な説明、また表面に書ききれなかったことを表現することも多いかと思います。
裏面を読むと、そのお店やサービスをよく知ってもらうことにつながります。
このように言葉にすると、裏面を読んでもらう重要性がわかるかと思いますが、作り手としては「裏面も読んでもらう」ように誘導することは、案外、ないがしろにしがちです。
私の場合は、裏面もしっかり見てもらうために
「詳しくは裏面へ→」
「その理由とは?裏面へ→」
「その秘密とは?裏面へ→」
などと書いて、裏面を読んでもらうように誘導しています。
ここまで読んで、「裏面へ」と入れることに違和感を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
「わざわざ書かなくても、見るだろう」「そんな子ども騙しな」「あざとい」などと思う方もいるでしょう。
しかし、表面に興味を持ったものの「裏面までは読まない」ということをよく聞きます。
裏面は、概要(表面)の奥にある「真の価値を知ってもらう」重要な役割を担っていると思います。
「裏返す」行為はたったのワンアクションですが、それが集客に影響すると思えば、載せて損はないかと思います。
また、デザイン的にもアクセントになるので、おもしろいデザインにするなど遊びを入れてもよいかもしれません。
できる限り裏面へ誘導する一言を付け加えることをオススメします。